鬼門克服？

一度も明言はしなかったけれど、

今年の目標の一つは、

足を治して普通に山歩きを出来るようにする事でした。

昨年、生まれて初めて、

山歩きの際に膝裏の筋肉の付け根を痛めてしまったもので。

しかも春から秋にかけて、３回も。

森の中をぼんやりと歩くのが大好きな人間にとって、

歩けないのは実に情けないことでした。

さて、ところで、なのである。

偶然だとは思うが、気味が悪いほど不思議な事に、

足を痛めてしまった３回ともＪＲ武田尾駅が起点だったのです。

六甲山系のいろんな山や、妙見山や、

他の場所を長く歩いた際には全く問題が無かったのに、

武田尾から歩きはじめると痛めてしまう。

２回目から気味悪く感じていたのだが、

最後に大した距離でもないのに、

しかもほとんど舗装道を歩いたのに痛めてしまった時は、

武田尾の神様に嫌われたのかと、頭を抱えてしまいました。

そんな経緯があっての今年。

夏過ぎまで、甲山周辺とか、塩尾寺とか、

武田尾以外の所に数多く行って歩いて、足を慣らして来ました。

初夏に軽～く一度だけ、

そして秋以降、何度も武田尾にも再び行くようになりました。

ホッとした事に、今年は何事も起きません。

いやあ助かったし、とっても嬉しい。

武田尾は、電車の乗り継ぎが上手く行けば

３０分以内で着く手頃な距離にあります。

山道も複数あるし、何より常緑樹より落葉樹が多いので、

近所の山とは違った感覚で歩ける大好きな場所なのです。

で、有馬記念の日は、ラジオの競馬中継を聴きながら、

昨秋に一番ヒドイ目に遭った場所を歩いてきました。

中山から十万辻を経て、武田尾への約４時間の道中。

昨年の逆コースにしたのは、まだちょっと気味悪かったから。

もちろん何事もなく帰って来ました。

これで、山歩きに関しては、今年の目標達成であります。

来年も、山の神様と仲良く楽しみたい。

※写真は、紅葉の時期の武田尾。