銀の匙 Silver Spoon 第7巻

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今年になって、はまってしまったこのコミック。
最新刊が出たので、読んだ。

最初、第1-5巻までをまとめて読んだ際、
これは「良作」だと思った。
私は競馬好きで、馬に関する話題も大好きだから、
特に興味深く読めたという一面もあった。

そして第7巻を読んで、評価を一段階上げさせていただく。
「名作」への道を着実に登りつつある、と。
最終的には「傑作」まで達する可能性すら感じる。

最近のマンガを数多く読んでいる訳ではないので、
その中での比較は出来ないけれど、
過去に小説も含めていろいろ読んできたストーリーの中でも、
レベルの高い作品だと思う。

ネタばれになってしまうので詳細は書けないが、
チビイモの丸揚げを皆で食べるシーン、
絵馬を見せあって笑う場面、
野球部の躍進に生徒も先生も熱くなる一体感、
などなど堪能させてもらいました。
青春って、ええなあ、と感じつつ。

あと個人的に、「徳川秀忠」には笑った。むせました。


次巻から、冬に季節が移るらしい。
厳寒北海道の冬の農業高校の寮生活や馬術部など、
全く知らない世界でのストーリー展開がとっても楽しみ。