陀羅尼助と百草について①

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先日、我が胃弱と、愛用の陀羅尼助丸について記事にしました。

頂いたコメントの中で、JJ2師匠nora師匠から、
百草丸なら知っているけど」との内容がありました。

どうやら伝統薬としては、一般に百草丸の方が有名であるようです。
ただ私は、百草丸について聞いたことはあったものの、
どんな薬なのか知らずにおりました。

ゴロゴロピー人間としては、知っておかねばならぬ。

手持ちの辞書では、


  ひゃく‐そう【百草】

  1 いろいろの草。多くの草。ももくさ。
  2 一〇〇種の薬草を煮つめ練って作った胃腸の薬。
    長野県の御嶽山のものが有名。

  国語大辞典(新装版)小学館 1988


と、書かれています。

これでは、どんな内容なのか分からないので、
薬局で購入してみることにしました。
胃腸薬が複数あるのは歓迎ですし。

ただ、最寄の薬局で買うのは、かなり気が引けます。
この店は、可愛い薬剤師のコがいるのですが、
陀羅尼助丸1200粒入りを買ってから一週間もしないのに、
また百草丸を買うのは、恥ずかしすぎます、さすがに。
ちょっと離れた薬局で買ってきたのが、上の写真。

で、早速、成分を確かめました。


  一日服用量の60粒中に、

  オウバクエキス:1600mg
  ゲンノショウコ末:500mg
  ビャクジュツ末:500mg
  センブリ末:35mg
  コウボク末:700mg

  添加物として、薬用炭、ヒドロキシプロピルセルロース
  その他一成分


あれれ?

オウバクエキスとゲンノショウコが中心になっているという点では、
先日の陀羅尼助丸とほぼ同じということになりますね。

改めて、湯川の陀羅尼助丸の内容を紹介しておきます。


  オウバクエキス:1200mg
  ゲンノショウコ末:800mg
  エンメイソウ末:800mg
  ゲンチアナ末:300mg

  添加物で、安息香酸ナトリウム、アルファ化デンプン、薬用炭


また、辞書には百種の薬草と書いてあるけど、たった五種だぞ。

どない、なっとるねん?


(以下、つづく)