2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

山桜離れて見ても背中でも

◎川柳「山桜 離れて見ても 背中でも」 斜面にポコポコと見える山桜って、本当にきれい。 針葉樹と広葉樹が混じった天然林だと特に。 近畿地方でも北の方に行くと、そんな風景が見られます。 神秘的で、胸に迫って来るものを感じます。 スケールは小さいです…

コバノミツバツツジが咲いてました♪

' まだちょっと肌寒い気候ですが、近所の行者山を歩いたら、 コバノミツバツツジが咲いていました。 この辺りの山には多いんです。 ウグイスもケキョケキョ鳴いていて、 ついに春がやって来たなという感じがします。

取り敢えず思わせぶりな句を作る

◎川柳「取り敢えず 思わせぶりな 句を作る」 意味があるようで、無いようで、 思わせぶりなだけの句を作りたくなる気分の時がある。 大抵、失敗する。 「思わせぶり」を狙って、思わせぶりですらないのが出来ちゃったり。 この、プロコル・ハルムの邦題「青…

ニラ・エノキ不二家のミルキー干した芋

◎短歌もどき「ニラ・エノキ 不二家のミルキー 干した芋 食べさせて歯を 磨かせぬ刑」 歯に引っ付かない干し芋を開発したら、 ノーベル賞を貰えるのではなかろうか? ミルキーは、長いこと口にしておりませぬ。 今でも歯に引っ付いちゃうんでしょうや?

いつだって空の本場は僕の上

◎川柳「いつだって 空の本場は 僕の上」 思わず、上を見てしまう貼り紙なのです。

これは甲山なのかなあ?

藤子不二雄の「まんが道」は、名作です。 私自身も大好きなマンガです。 久し振りに図書館で借りてきましたです。 中でも、藤子不二雄の二人が、 富山の高岡から宝塚の手塚治虫を訪れるシーンは実に印象的。 で、このカットなのですが・・・ この右の真ん中…

尻馬に乗って下馬評気にする愚

◎川柳「尻馬に 乗って下馬評 気にする愚」 「下馬評」って面白い表現ですよねえ。 げば‐ひょう【下馬評】 《下馬先で主人を待っている間、供の者がしあう批評の意》 第三者が興味本位にするうわさ・批評。「―に上る」 [類語] 噂・評判 [大辞泉 提供:JapanKn…

優駿

' 近所の図書館の、昨年末頃の雑誌コーナーは悲惨だった。 「本雑誌は休刊に・・」との貼り紙だらけ。 それが昨日行ってみると、新しい雑誌の購読が始まっていて、 歯抜け状態は一応治癒されておりました。 で、その中に、「優駿」もあったんですねえ。 阪神…

トロリーバス

' 元気がないのである。 何をやっても、上手くいかない感じ。 我が町、宝塚市のことである。 ま、こんな町ではあるが自慢できることも多いのは有り難い。 自慢になるかどうか分からないが、 宝塚市は隣の川西市とともに「日本のトロリーバス発祥の地」なので…

毎度だが竹輪を食べつ思うこと

◎短歌もどき「毎度だが 竹輪を食べつ 思うこと 中から姫が 出たらどーしよ?」 竹輪食いの翁は考えておるのです。 竹から生まれたのが「かぐや姫」。 もし竹輪から姫が出てきたとしたら、何と呼びましょうぞ?

クソ婆に心の隅を乗っ取られ

◎短歌もどき「クソ婆に 心の隅を 乗っ取られ 生きよ生きよと ののしらる夜」 開高健著「もっと遠く!」は、大好きな本の一つです。 この北米紀行の最後が、ニューオリンズでジャズを聴く場面。 彼は勧められ、キッド・トーマスとスウィート・エマを聴きに行…

モクレン語習い終えたる別れの日

◎川柳「モクレン語 習い終えたる 別れの日」 モクレンの季節ですね。 この花が咲いている庭を見ると、趣味のいい家だなあと思います。 根拠がある訳ではないですけど。 ◎川柳「モクレンの 白を目指して お洗濯」 パンツも木蓮ほど白くあってほしい? ◎川柳「…

甲山百景プラス

兵庫県宝塚市の川西市よりの山を歩いて来ました。 満願寺から石切山、釣鐘山と。 で、そこからも甲山が見えたので、ここに。 まずは石切山山頂付近から。 何よりも天気が良かったのが嬉しい。 そして気温も高すぎることなく、気持よく歩けました。 次は、石…

磯辺勝「江戸俳画紀行」

知識レベルによって受け取り方の差は大きいと思うのだが、 江戸の俳諧では芭蕉、蕪村、一茶をちょこっと知る程度の私には、 なかなか面白く参考になった一冊でした。 正直、読むつもりは全くなく、 ぼんやり眺めるだけのつもりで借りて来たんだけど、 いつの…

似てしまう悔し憎しやああ似てる

◎川柳「似てしまう 悔し憎しや ああ似てる」 川柳を作っていて腹が立つのは、 あれれ何だか似てるのがあったな、と気付く瞬間。

お姫様だっこで運べあきたこまち

◎川柳「お姫様 だっこで運べ あきたこまち」 先日、スーパーで、幼稚園児くらいの男の子が、 2キロほどの米袋を抱えてトコトコあるいてました。 「あっ、お姫様だっこだ」と思って妙に可笑しかったです。 銘柄まで、その時にチェックしなかったけど、 あれ…

眼鏡してそのまま顔を洗う日は

◎短歌もどき「眼鏡して そのまま顔を 洗う日は 面を洗って 出直したいのさ」 十年ちょっと前の事だと思うが、 眼鏡屋で新しいフレームを試着してみてビックリしました。 実に掛け心地が良かったんです。 それまで、眼鏡ってのは、ずれたり、耳の後ろが痛くな…

優しさの谷間で育て明日の花

◎川柳「優しさの 谷間で育て 明日の花」 先週撮った写真です。 どうやって記事にするか考えがまとまらず、 こんな川柳にしてみました。 「谷間」という言葉を使いたかったのですが、 これをキーワードとして検索をすると、 「胸の谷間」のことばかりが出てき…

ライバルは過去の自分という持病

◎川柳「ライバルは 過去の自分と いう持病」 仕方のないことです。 イチローさんだってそうなのでしょう。

西宮の今昔

昨年の10月に、こんな記事を入れました。 http://blogs.yahoo.co.jp/ichiyasu_ichiyasu/55524422.html 先ほど、同じ本屋さんで、今度はこれを見つけました。 (郷土出版社:http://www.mcci.or.jp/www/kyodo/ ) 西宮市に住んだ事はないですが、 すぐ近く…

コナン・ドイル「シャーロック・ホームズの帰還」

' ホームズ物の特長の一つは、濃厚な異国情緒でしょう。 作者ドイルの好みだったのか、 当時の英国小説には普通だったのか分からないけど、 新潮社版のこの短編集にもさまざまな異国が登場します。 アメリカ人による暗号のやりとり、 美しい自転車乗りとの強…

口止め料欲しげな顔やお雛様

◎川柳「口止め料 欲しげな顔や お雛様」 お雛様って、いろいろ秘密を知ってそうな顔をしてます。 怖いです。

逃げてゆく言葉を追ってさあ弥生

◎川柳「逃げてゆく 言葉を追って さあ弥生」 山歩きをしたら、ダンコウバイの黄色い花が咲いていました。 斜面で近づけない場所だったし、 写真技術も悪いので、 分かりづらい写真で申し訳ないです。 とっても早春らしい優しい黄色でしたよ。