2008-01-01から1年間の記事一覧

憎いのは我と年越す口内炎

◎川柳「憎いのは 我と年越す 口内炎」 舌の上に口内炎が出来てるのである。痛い。 味オンチなので、何を食べてもあまり感じない人間なのだが、 今は何を食べても、ただただ痛い。 年内に治らんかと思っていたけれど、 どうやらこいつと年を越すことになりそ…

除夜の雪

明日は大みそか。 大みそかというと、落語なのである。 「芝浜」「掛け取り」「御慶」「厄払い」「加賀の千代」 などなど、この日を舞台にした噺は数多くあります。 ニコニコ動画に、桂米朝の「除夜の雪」がありました。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm52…

湯たんぽも買って使わにゃエコでなし

◎川柳「湯たんぽも 買って使わにゃ エコでなし」 しばらく前に、湯たんぽを買いましたです。 買った後で思い出したんだけど、 私はあまり寒がりじゃないんですね、夜は。 これまで明け方が氷点下になったらしい日もあったけど、 使うことなく平気で寝ており…

コンニャクで窓を磨けと師走バカ

◎川柳「コンニャクで 窓を磨けと 師走バカ」 時代とは変化するものですが、 この十年くらいで大きく変わったものの一つに、 掃除方法があると思われます。 高圧高温水蒸気の機械とか、 重曹と酢(or クエン酸)の利用とか、 メラミン樹脂とか、 掃除ロボット…

見えるのは光と空と冬木立ち

◎短歌「見えるのは 光と空と 冬木立ち 感じているは 時という友」 土曜日は、とってもいい天気でございました。

カエル岩行きと帰りで別の顔

◎川柳「カエル岩 行きと帰りで 別の顔」 芦屋の浜から六甲山を超えて有馬温泉まで行く魚屋道に、 この写真の「カエル岩」というのがあります。 ま、日本全国至る所にカエル岩ってのはあるのでしょう。 実際に、蛙に見えるのかどうかは、疑問もありますが。 …

イエナリエ減ったようなと変の年

◎川柳「イエナリエ 減ったようなと 変の年」 統計はないはずですし、 私の思い込み違いかもしれませんけど、 今年、イエナリエがちょっと減ったような気がしませんか? 増えすぎ、派手になりすぎたことで、近所トラブルが増えたし、 不景気の影響も当然ある…

ペンは剣よりも強いが靴に負け

◎川柳「ペンは剣 よりも強いが 靴に負け」 あれ、インパクトありますねえ。

歩くほどいや歩けども魚屋道

◎川柳「歩くほど いや歩けども 魚屋道」 歴史的な旧跡に自分の足で立ってみたところで、 当時の人たちの気持ちが分かるわけではないらしい。 むしろ、風景が変わりすぎているなどの理由で、 その場に行ってしまったことが想像の邪魔になってしまう場合も多い…

ケチンボを湯あたりさせる高料金

◎川柳「ケチンボを 湯あたりさせる 高料金」 六甲山を歩いて、有馬温泉に下りて来ましたです。 で、とある外湯に入ったんですけどね、 そこの日帰り入浴は1000円でございました。 でもね、外には「700円」との登り旗が立っていたのだ。 私は700円…

悪党が干しシイタケに似る凄味

◎川柳「悪党が 干しシイタケに 似る凄味」 最近知ったのだが、 干しシイタケは痛風に大変悪いのだそうだ。 プリン体が極めて多い食品に分類されている。 http://www.byouin.metro.tokyo.jp/osirase/eiyou/tuufuu.html イワシの干物と同様、意外だったなあ。 …

靴の事ズックと呼べば昭和の香

◎川柳「靴の事 ズックと呼べば 昭和の香」 先の週末、関西には、たくさんの外国人ジョッキーが集まった。 で、あるラジオ番組で紹介されたエピソードなのだが、 彼ら(の一部)は、大阪の町でのある買い物に大喜びだったそうだ。 彼らを喜ばせたのは、靴。た…

奥の院ちょっと未練で去る所

◎川柳「奥の院 ちょっと未練で 去る所」 兵庫県宝塚市の中山寺の奥の院。

最強の番組だったのは確かです

昨日の新聞記事。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081208-00000114-jij-soci 無断音源使用が205回=NHK「ラジオ名人寄席」 12月8日18時53分配信 時事通信 NHKの「ラジオ名人寄席」(1996年4月-2008年3月放送)で 民放などが著作権を持つ音源が無断で…

セミたちの喪中ハガキが通う森

◎川柳「セミたちの 喪中ハガキが 通う森」 こんなに寒い12月の一日なのに、 あたしゃ蝉川柳を考えておるのです。うはは ◎川柳「このカニを 真夏のセミに 食わせたい」 そーすりゃ、黙るんじゃないかと。

明日からは寒くなるよと葉が落ちて

◎短歌もどき「明日からは 寒くなるよと 葉が落ちて 寒がりの土を 覆ってやる星」 予報によると、 関西は明日から急激に寒くなるそうです。 ふむ、ジャパンカップ・ダートにも影響がでますかねえ。 不凍液馬場になるかも。 話が飛んで申し訳ないが、 最近、こ…

ドライアイなのに鼻水たれる怪

◎川柳「ドライアイ なのに鼻水 たれる怪」 以前、コンタクトをしていた頃は、 ひどいドライアイに悩まされました。 そんなドライアイに困っていた頃、 冬の風邪や花粉症の時期に鼻がじゅるじゅるとなるたびに、 何故この水分が目に回らないのだろうと不思議…

海外で警察に叱られるということ

今、タイでは空港騒動が問題になっている。 その騒動とは何の関係もない思い出ばなしでも書いてみることにした。 あの国で二回ほど、ケーカンに叱られた、との話である。 どちらも、二十代前半の頃、バックパッカーもどきをやってました。 一度は、とある田…

秋の夜はオールドブラックジョーと去り

◎川柳「秋の夜は オールドブラック ジョーと去り」 最近、フォスターの曲をよく聴いているのである。 アメリカの作曲家、スティーブン・コリンズ・フォスター(1826-64)。 元々大好きで、 一番好きと言ってもよい作曲家だったのだが、 Youtubeでいろ…

図書館でメタボな司書を使う難

◎川柳「図書館で メタボな司書を 使う難」 あのですね、図書館によって異なるとは思うんですが、 読みたい本が開架ではなく書庫にある場合、 職員にお願いしなければなりませんよね。 そんな時、 若くて可愛くて身軽そうな女性と、メタボなおっさんが、 受付…

グラタンとドリアの違いは何?

子供が、親などに連れられて外食をする。 時代・世代によって異なるだろうが、 以前ならデパートの大食堂とかで、今ならファミレスとかかな。 幼い頃は、親が選んでくれた物を食べる。 お子様ランチなんかをあてがわれて。 それがある程度大きくなると、 初…

You are so beautiful to me(甲山百景の区切りにて)

まあ終わりではないのだが、 最初から「百景」と称して始めたのが100まで達したので、 昨日ので区切りとなりましたです。 ここで、甲山クンに一曲贈ることにしよう。 本気の贈り物にしようか、冗談にしようか迷ったのだが、 最高の冗談とは、究極の本気に…

画竜点睛を欠いて百景なり(甲山百景100)

さて、何となくではあるが、 甲山百景も第100景に来ましたです。 どうするかは、始めた時からほぼ決めていました。 甲山への一番一般的な登り道の紹介でございます。 山頂へは、4つのルートがあり、うち3つは過去にやりました。 第16景 http://blogs.…

甲山百景98

第98景という最終盤にして、初めての構図でございます。 阪急今津線の宝塚南口~宝塚間の武庫川に架る橋より。 私は鉄道ファンではないので、 電車の中でカメラを出して写すのは、 ちと心理的抵抗がありました。 さて、本日の関西は、予報によると雨のはず…

友がみな眩しく見えるサバ気分

◎川柳「友がみな 眩しく見える サバ気分」 ホームセンターに入ってみると、 冬の寒さを省エネで乗り切る商品のコーナーがあって、 見ているとどれも合理的でとても面白かった。 で、この膝かけとやらを買ってきましたです。 アルミ加工されている面を外側に…

秋空にほめられたくて屁を我慢

◎川柳「秋空に ほめられたくて 屁を我慢」 ◎川柳「秋空に ほめられたくて 節電し」 ◎川柳「秋空に ほめられたくて 買う馬券」 ◎短歌もどき「秋空に ほめられたくて 句をひねる その程度かと 日は早く暮れ」 今宵の関西は、月がとってもとってもきれい。 明日…

羨不足論

宮崎市定「中国における奢侈の変遷:羨不足論」 過去の読書の中で、とっても感動したものの一つがこれです。 学者が書く歴史ってのは難しいばかりでつまらぬ場合が多いけど、 故・宮崎市定氏は例外。 ヘンな話なのだが、小室哲哉氏の逮捕があり、 彼の全盛時…

オバマは単勝1.65倍なり!

※ アメリカ大統領選が終わりました。 そこで、何度もここで紹介しているギャンブルサイト http://www.sportingbet.com を改めて確かめると、もう2012年の賭けが始まってました。 賭け好きってのは、気が早いもんです。 バラク・オバマ 1.65倍 コンド…

手塚治虫「リボンの騎士・少女クラブ版」

「なかよし」に1963年から66年まで連載された方については、 以前、ここで紹介しました。 http://blogs.yahoo.co.jp/ichiyasu_ichiyasu/51113146.html 先週、近所の新古書店で「少女クラブ版」の方も見つけたので、購入。 こちらは「少女クラブ」に1…

競馬場はお金おいてけ掘である

◎川柳「競馬場は お金おいてけ 掘である」 自分の原点。 私は、川柳を作るようになったきっかけは、 子供のころに楽しんだ落語の本にあると書いています。 落語には、特に枕の部分に、川柳がよく出てきますからね。 それに嘘偽りは無いのだけれど、 落語を好…