手塚治虫「リボンの騎士・少女クラブ版」

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「なかよし」に1963年から66年まで連載された方については、
以前、ここで紹介しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/ichiyasu_ichiyasu/51113146.html

先週、近所の新古書店で「少女クラブ版」の方も見つけたので、購入。

こちらは「少女クラブ」に1953年から56年までの連載。
少女マンガの原点という意味では、こっちでしたね。

前知識として、両者で内容が違っているとは知ってましたけど、
こんなに違うとは知りませんでした。
本当に、完全に書き換えちゃってたんですね。
手塚先生らしい。

内容について、私が触れる必要はございますまい。

この時期の手塚作品を読むたびに思うのは、
動物たちの何とも言えぬ愛らしさが素晴らしいということ。

ネズミ、ウサギ、小鹿、小鳥たち、水鳥たち・・・
森の宿屋の中の雰囲気も、何とも何とも微笑ましい。
急に踊り出す大ヘビもいいよなあ。

ストーリー以上に、そういう絵に魅了されて楽しませてもらいました。



さて、この文庫本を読み終えて、思うこと。

明日の京都競馬のファンタジーSは、二歳牝馬という少女たちの戦い。
そこに出てくるんですねえ、「ワイドサファイア」三枠4番。

サファイヤ姫リボンの騎士の大活躍を読んでしまうと、
こりゃあ彼女の馬券を買わざるを得ないような・・・

今、土曜日朝の段階では単勝2.0倍のダントツ一番人気ですか。

さあどうしましょ。