2006-01-01から1年間の記事一覧

有難く江戸の苦を読む大晦日

川柳「有難く 江戸の苦を読む 大晦日」 写真は、年末になると買う餅三種。 順に、桜えび、黒豆、よもぎ。どれも610エン。 美味しいですよと書きたいところですが、 ひと様の家に持って行くだけで、自分では食べたことが無い。 まあ、味オンチなので、きっ…

雪だるまメタボリックにて早死にし

川柳「雪だるま メタボリックにて 早死にし」 京都も、初雪になりました。 ただ、思っていたほどは積もっておらず、 雪遊びは出来ないでしょう。 ところで、「雪だるま式」って不思議な表現です。 雪だるまを作るとき、 小さな塊を転がして大きくするからな…

パクリ版・勝手に夕陽駅伝(京都鴨川編)

土曜日、鴨川から見られたものです。 樹は、エノキだったとおもうけど、自信ないです。 確かめるには川を渡らなきゃいけないので、面倒なんですよ。 これ、何度かやらせてもらっている、 佐渡ムジナ師匠がやられている「勝手に夕陽甲子園」の真似ですが、 冬…

北朝のマスゲームより鳥の舞い

川柳「北朝の マスゲームより 鳥の舞い」 出来すぎたマスゲームって、ほんと気持ちの悪いものです。 あれを本気で楽しいと思っている人間は、哀れの一言。 これユリカモメでしょうか、見事なマスゲームを見せてくれました。 一匹一匹の生命力が伝わってくる…

大掃除手にした本に邪魔をされ

川柳「大掃除 手にした本に 邪魔をされ」 大掃除というより、ちょっとした整理なんですけどね。 週末、久しぶりにこの名エッセー、 向田邦子著「父の詫び状」を手に取ってしまいました。 あぁ、またまた、全部読んじゃった。 しかしこの本、妙に臭くなってい…

武玉川「初雪がふれば妾のあてこすり」

京都も、予報によると、そろそろ初雪がありそうです。 いよいよ本格的な冬ですね。 北国とは違って、京都あたりの冬などアマチュアですから、 文句を言わず、出来る限り楽しむことにしたいものです。 ところで先日、「柳多留」についてちょっと書きましたが…

代理人ありて太るや野良猫も

川柳「代理人 ありて太るや 野良猫も」 ピントがずれていて申し訳ないですが、 当ブログには、もう何度もご登場いただいた京都御苑のネコです。 どことなく、松坂くんの雰囲気があると思いません? この子、もともと大きなネコでしたが、 見るたびに太ってい…

十三日富札の出るはづかしさ

柳多留より「十三日 富札の出る はづかしさ」 (やなぎだるより「じゅうさにち とみふだのでる・・」 私の川柳好きは、落語から始まってます。 落語にはよく川柳が出てきますからね。 そこから、いろいろ古川柳の本を読み、その世界に魅了されました。 この…

火無き世へ火を見るよりも明らかに

川柳「火無き世へ 火を見るよりも 明らかに」 十日ほど前、自分用スキャナーを購入しました。 以来、過去の切り抜きなどをPDF化しているのですが、 ダンボールの中からこんな物が出て来ました。 何故、古い木炭価格表など持っているのかは、 説明すると長…

孔雀には羽伸ばせない京の冬

川柳「孔雀には 羽伸ばせない 京の冬」 ちょっと前の写真ですが、京都市左京区の田中神社です。 名高い由緒があると聞いたことはないですし、 特に京都らしさを感じさせることも無い、 どこにでもありそうな神社です。 わざわざ観光客が来ることも無いはずで…

龍角散お茶の心でそっと飲み

川柳「龍角散 お茶の心で そっと飲み」 先週、のど飴の記事を書きました。 その後、咳も出るようになったので、 薬のお世話になるべきだと考え直し、「龍角散」を買いました。 ところで、私、龍角散という薬の存在自体を忘れてました。 つっきぃ師匠が、龍角…

ディック・フランシスが再起してたって!?

土曜日のレーシングプログラムを見て、ビックリしました。 JCへのディック・フランシス氏のメッセージが載っていて、 しかも彼の6年ぶりの新作が出ていて、 もうすぐ日本でも訳本が出ると書いてあるのです。 ・・・ほんま? あたしゃ、大・大・大ファンで…

大山祇神社

何度か紹介してきましたが、久しぶりの京都・大山祇神社です。 観光客は、ほぼゼロの場所です。 ひっそりとイロハモミジが色づいてました。

晩秋の大文字山歩き雑記

しょっちゅう同じ山を歩いていると、たくさんの発見があります。 これからの季節、「落葉」に関連し、二つの変化があります。 まず、林内が一気に明るくなり、見晴らしも良くなります。 山歩きをしない人には意外かもしれませんが、 落葉樹林の冬は、とって…

人よ見ろ我が生き方を死に方を

川柳「人よ見ろ 我が生き方を 死に方を」 写真は、以前、トドネコとして登場した生意気な奴です。 でも、このネコに限らず、 全ての動物たちが、そう言っているようにも思えます。 「こらっ、写真なんて撮ってないで、エサよこせ!」 そうも仰っているようで…

猫寺補遺

土曜日に、京都市上京区称念寺こと「猫寺」について書きました。 門前の説明ではよく分からない点もあったので、 平凡社編「京都・山城 寺院神社大辞典」をチェック。 由来として、次のような寺伝が紹介されてました。 三代目の住職は猫を愛し、 寺が貧乏に…

猫寺参り

今週の私のブログは、月・木と猫ネタをやってしまいました。 その締めくくりという訳ではないですが、 今日は、猫寺こと京都市上京区「称念寺」のご紹介です。 西陣と呼ばれる織り機の音が聞こえるゴチャゴチャした所にあります。 ただねえ、通称「猫寺」と…

賽銭の額聞き分ける神社ネコ

川柳「賽銭の 額 聞き分ける 神社ネコ」 月曜日に続いて、京都市東山区安井神社のネコです。 左に半分写っている黒猫が、この後、子ネコとじゃれる訳です。 右側の白茶ぶちですが、私が賽銭をチャリンと入れると、 耳を立てて、薄目を開けやがった。 ちょう…

盛口満著「冬虫夏草の謎」

本好きなら、好みの著者がいますよね。 私にとって、盛口満さんは、その一人です。 一冊も買ってないので申し訳ないけど、 図書館で借りられる分は全部読ませてもらいました。 順調に著書が増えているのを見ると、ファンも多いのでしょう。 本書は冬虫夏草に…

♪モグラ・ディ・モグラ・ダ Life goes on bra!

山歩きをすると、不思議だと思うことがよくあります。 森の中で野生生物の死体を見ることは少ないです。 これは、カラスをはじめとする死肉処理担当の生き物が 大活躍をしているからでしょう。 (死骸は道路上の方が多いですね) ところで、私に限ったことか…

エロ本を見せて炊いたら米が立ち

川柳「エロ本を 見せて炊いたら 米が立ち」 新米が出回る季節、 「一粒一粒が立ってる!」なんて表現がよく見られます。 お米もコーフンしてるんですかね。 茶柱も立てたかったら・・・

明智光秀の塚で思うこと

馬券買いに行くまでの神頼みシリーズですが、 先週は、何を血迷ったか、 「明智光秀の塚」に行ってしまいました。 その日は全敗! ご利益ゼロ!! さすが光秀!!! ところで、京都は言わずと知れた国際観光都市です。 日本人でも、京都人でも知らない光秀の…

僕んちはトランポリンさと誘う蜘蛛

短歌「僕んちは トランポリンさと 誘う蜘蛛 食べ過ぎ蝶さん ダイエットにどう?」 久々に、蜘蛛の巣をきれいに撮ることができました。 その場しのぎ流で、いい加減に写真を撮っているので、 いまだにクモの巣の撮影のコツがよく分かりません。 光との角度と…

青大将@マークで長メール

川柳「青大将 @マークで 長メール」 これはヘビ記事です。 写真もあるので、お嫌いな方は、下を見ない方がいいかも知れません。 また、きっちり調べて記事にするつもりのネタだったのですが、 面倒で、中途半端なままで出しちゃうのを、お許しください。 で…

粟田神社

先に、馬券買いに行く途中、 神頼みまがいをやることがあると書きました。 ただ、ご利益がないと足が遠のくので、 行く神社が無くなってきたとも書きました。 恵美須神社の馬像を紹介した時のことです。 さて、このところの馬券成績は最低。 これを救ってく…

その尻に父祖の面影ヒキガエル

川柳「その尻に 父祖の面影 ヒキガエル」 「おしり尻ーズ」と駄洒落を使いたかったこともあり(?)、 今回もまた、ケツの写真でございます。 人間のオッサンの下半身に近い風情があるんですよね。 銭湯に行くと、こんなのばっかり。 「おじいちゃん! こん…

ああ美尻働く女は後好し

◎川柳「ああ美尻 働く女は 後好し」 これ、私にとって、過去最高の一枚です。 自写自賛ですねん。 ただ本当のところ、撮った時は、 ハチが写っているのに気付きませんでした。 単に「ひっつき虫」を撮りたかっただけなので。 帰ってきて、PCで映して見て、…

おそ松の七番目かもこの武蔵

川柳「おそ松の 七番目かも この武蔵」 この宮本武蔵の絵、どう思われます? これが置かれているのは、 京都市左京区一乗寺下り松(さがりまつ)の八大神社です。 武蔵決闘の場とされている場所です。 私の知らないマンガかアニメで、 この様に描かれている…

真夜中の大発見や朝の鬱

◎川柳「真夜中の 大発見や 朝の鬱」 しばらく前に、「金」という字を分解すると、 「人ニハ|一」になって、「人には辛抱が一番」と読める、 そんな記事を書きました。 あの記事が、以下のアイディアの伏線でもあります。 >>>>>>>>>>>>>>>>…

神様に甲乙つける博打打ち

川柳「神様に 甲乙つける 博打打ち」(京都恵美須神社) 馬券買いに行く途中、気が向いたら神社などに立ち寄ります。 露骨な的中祈願ではないけど、下心ありで手を合わせています。 ご利益が無かったら、しばらくは行かないようになるので、 さすがの京都で…