♪モグラ・ディ・モグラ・ダ Life goes on bra！

山歩きをすると、不思議だと思うことがよくあります。

森の中で野生生物の死体を見ることは少ないです。
これは、カラスをはじめとする死肉処理担当の生き物が
大活躍をしているからでしょう。
（死骸は道路上の方が多いですね）

ところで、私に限ったことかもしれませんが、
最近、哺乳類の中で、比較的よく見かける死骸があります。

これが意外なのですが、モグラです。

実際の死骸写真がありますが、
気持ち悪いと思われる方もいらっしゃるでしょうし、
記事の一番下にします。モグラには、それがお似合いでしょう。

で、地中で生活しているはずの彼らの死体が、
何故、地上によくあるのか、不思議です。

地上に出てしまったから、死んじゃったということ？
モグラの屍骸を処理する専門家が、地上には少ないということ？

武田百合子「富士日記」だったと思いますが、富士の別荘で、
ネコが遊びでモグラをよく捕まえると書かれてました。
彼らにとって、地上は危険溢れる所なんですねえ。

＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

ところで、モグラというと私の関西人の血が騒ぎます。
（以下の文章、関東の方の気に障るかもしれません。ご容赦を）

日本では、西のコウベモグラと、東のアズマモグラが
モグラの代表格なのだそうです。

この両者は、石川県から静岡県を結ぶ線上でせめぎ合っているとか。

で、身体の大きいコウベモグラの方が優勢で押し勝っており、
分布域を東に東に、広げている最中なのだそうです。
今、静岡ですから、もう少しで関東圏に突入です。

いやあ、関西びいきの園橋のおっちゃんは、嬉しいぞ。
タイガースがジャイアンツをやっつけているようだ。

神戸から地下進出という点では、山口組があるけど、
あんな連中は、東上の勢いのまま、常陸灘に沈んじゃえばいい。

神戸モグラ諸君は、堂々と関東制圧を目指してます。
（白日の下とはいかないけど）

ただ、天下の険こと箱根が障害になっているとも言われてます。
ここを越えられたら、いつもお世話になっている
nora師匠や、丹沢の師匠のご在所なんですけどねえ。
両師匠の地所の下から、「もうかりまっか」と聞こえる日はいつだろう。

それから、出来るだけ早く東京に突入して欲しいんだけどな。
なんだったら、園橋がコウベモグラの応援団長・兼特別指揮官になり、
新幹線で精鋭部隊を東京に送り込もうか。

モグラに縦縞のハッピを着せて、

♪おー　おー　おーおー　神戸ぇ～もぐら～　
♪ふれえ　ふれっふれっ　ふれー

※ちなみに、アズマモグラも、元々は西から広まって、
他のモグラを駆逐し、本州広くを分布域にしたようです。
コウベモグラは、その歴史を踏襲していると考えられます。

＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞

もう一つ、コウベモグラのミニ知識を。

雄のペニスには、トゲがびっしり生えているとか。
雌が痛くないのかどうかは、不明。

モグラの死骸写真は、もうちょっと下です。

　

ちょっと分かりにくいかもしれませんが。