龍角散お茶の心でそっと飲み

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川柳「龍角散 お茶の心で そっと飲み」





先週、のど飴の記事を書きました。

その後、咳も出るようになったので、
薬のお世話になるべきだと考え直し、「龍角散」を買いました。

ところで、私、龍角散という薬の存在自体を忘れてました。

つっきぃ師匠が、龍角散ののど飴についてコメントを下さったので、
久々にこの薬を思い出し、購入した次第です。
調べると、龍角散は秋田の大名家に伝わってきた薬だそうで、
秋田在住の師匠が、ここののど飴を愛用されるのも、縁なのでしょう。

私も、子供の頃によく飲んでいました。懐かしいです。
飲むときに咳き込んで、部屋を粉だらけにしたことを思い出します。


改めて飲んで、全く変わってないですね。
お陰さまで、飲み始めて一日ちょっとで、楽になりました。

ちょっと苦味があって、息を吹きかけると粉が飛んでしまう龍角散
心を落ち着けてから、口に入れないといけません。

なんだか茶道に通じる気分で、飲むことになります。





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ところで、私には伝統薬オタクの気があるようです。

これまで本ブログで、
仁丹、ガマの油、陀羅尼助(百草)等を紹介してきました。

龍角散についても内容転載しておきます。


成分は、1.8g(大人1日量)中、

  キキョウ末 :70mg
  キョウニン末: 5mg
  セネガ末  : 3mg
  カンゾウ末 :50mg

  添加物:炭酸Ca、リン酸水素Ca、炭酸Mg、安息香酸、香料

だそうです。

セネガってのが初耳でしたが、
米原産のヒメハギ科多年草で根を薬用とし、
日本ではイトヒメハギが栽培されているとか。
国語辞典に載っているのだから、名の知られた植物なんだろうな。