巨椋池だっ!

先月、昭和21年の鉄道路線図について記事にしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/ichiyasu_ichiyasu/57569965.html

で、またまたこれをぼんやりと眺めていて気がついたのは・・・

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京都の南、中書島と宇治の辺りに、何やら湖のようなのがありますね。

そうだっ!
何かで聞いたか、読んだりした記憶があったゾ!
ええっと、ええっと、何だったっけ?

ネット社会というのは便利です。
すぐにこれが、「巨椋池」という今は亡き自然であることが分かりました。

まあこの地図の縮尺などはいい加減ですけど、
それでも、「こんなに大きかったのか!」と驚いた次第です。

調べると、巨椋池は昭和16年に埋め立てが完成しているようですから、
この路線図の時にはもう消滅していたはずですが、
時代が時代だけに、消されずに残っていたんでしょうね。




個人的に、一番興味を覚えたのが、
京都競馬場の中にある白鳥の池は巨椋池の名残と伝えられている、との件。

こんなサイトもありました。
http://www.pref.kyoto.jp/kankyo/rdb/eco/gt/ss_11.html

護岸がコンクリで固められているから、
調査しても虚しかったんだろうなと同情してしまいます。

ただ、この一文はメチャメチャ面白かった!


  今回確認したミシシッピアカミミガメは幼体であったことから、
  繁殖している可能性が考えられるが、
  カメ類の繁殖に適した環境は池の岸辺には少ない。
  ダート部分などに産卵する可能性もあるが、
  その際には競走馬や管理車両等によって踏み荒らされてしまうことが予想される。


あの池のカメが、ダートコースに産卵し繁殖する可能性!
これを「ペーソス」と呼ばずして、どうする?