投げること、雑感。

ここ数日、肩やひじに張りがある(痛みはない)。
松坂のような超一流ピッチャーになった気分ですねん。うはは

先日、親戚の子と外でボール遊びをした。
使ったのはふわふわのスポンジボール。
キャッチボールを始めてすぐ「こりゃアカン」でした。
私はだいたい風下に立ったので、ちゃんと投げなきゃ届かない。
でも軽いボールを思い切り投げると、肩やひじにすごい負担がかかる。

確か、紙飛行機を本気でやる人は肩肘や腰を壊しやすいらしい。

硬球は持ってないので分からないが、
テニスボールや軟球なら問題なく投げられます。
軽すぎるスポンジだからこそ、投げると負担が大きい。
と言って、トレーニングを全くしてない私が、
砲丸投げをしたらやっぱり肩肘を痛めてしまうのだろう。

テニスボールや軟球と書いてしまったが、これは私の場合であって、
例えばダルビッシュ様がテニスボールを本気で投げたら、
イチコロで故障してしまうんでしょう。

そう考えたら、軽すぎず重すぎず、
野球の硬球って、よく出来てるなと感心します。


花巻東高校から西武ライオンズに入団した菊池雄星が、
日曜日のタイガース戦でプロデビューを果たした。
KOされたもののトラがさらにみじめな投壊を見せたので、
敗戦投手になるのだけは免れた。

昨日のスポーツ紙サイトによると、彼は泣いたのだそうだ。
悔し涙かと思いきや、一軍で投げられた事の感動だったらしい。
昨年はいろいろあったようだし、分からなくもないが、
エース級の活躍を期待されているピッチャーとしてはどうなのだろう?

傷つきやすさや、心やさしさは、人間の美徳の一つではあるのだが、
孤独のマウンドに立つ者としてはもっとふてぶてしさが欲しい。
野茂、大魔神佐々木、松坂、ダルビッシュなど、
扱いにくいくらいの生意気さがあってこその成功だったろうし。

数十年に一人の逸材と言われた菊池雄星くんだが、
砲丸級の肉体的素材に、スポンジボール並みのヤワな心が入っている。

彼を大エースに育てる事の出来るコーチがいたら、それはスゴイ。
でも失敗したら・・・
最良のコーチは、時の流れなのでしょうな。


ところで、スポンジボールで遊んだ時、
小さな羽虫が我が目の前をチラチラ飛んで鬱陶しかった。

先ほどから、タイガースとファイターズ戦が始まっている。
本日は武田勝、明日の予定はダルビッシュ
トラ打線がまともに行って頑丈な心を持つ彼らを打てるとは思えん。

この近辺の蚊連中を訓練し、北海道の投手陣を刺しまくる、
という秘策をワタシは考えている。