2007-02-28から1日間の記事一覧

これが平和というものだ(「草競馬流浪記」を読む30)

最後に、一番最初に載っている文章を。 山口瞳が残した大量の文の中で、一番好きです。 これがあるから、彼の本を何度も読み返そうと思うのです。 昭和二十一年だったと思うが(二十年の秋かもしれない)、 戸塚競馬場が再開されたとき、 僕は、まっさきに、…