深泥池

イメージ 1

一貫性なく、不定期に京都を紹介していますが、
今回は「深泥池(みどろ{or ぞろ}がいけ)」でございます。

多くの方にとっては「京都=歴史の町」でしょうが、
「京都=自然が見つかる町」でもあるんです。

そんな京都で、知る人ぞ知る深泥池。

この池を自力で紹介することは不可能なので、

        https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/N/NatureAroundTakarazuka/20010101/20010101000421.jpg

この本の紹介を勝手にまとめてみます。


  深泥池は暖温帯に位置するにもかかわらず、
  池の中央の浮島に発達した湿原と浮島の周囲の水域には、
  北方寒冷地と南方温暖地の
  実に多彩な動物や植物や菌類が共存している。

  この浮島はメタンガスの発生により夏は浮き、冬は沈む。
  浮島の厚さは約1.5mで、主に泥炭で出来ている。

  この湿地は、十数万年もの間続いてきたと推定され、
  日本でも有数の貴重な湿地であると言ってよい。


さらに詳しいことは、本やHPをご覧になってください。
見事な写真集も出ていることですし。


京都に観光に来られて、
金閣寺清水寺などの有名社寺に行かれるのも良いですが、


    深泥池に行って、ミツガシワの花を見たよ
  

なんて言うと、別の意味の「京都通」になれますえ。

場所は、地下鉄北山駅(植物園隣接)から、徒歩10分。

こういう環境ですから、オーバーユースが心配ですけど。