官僚的な馬産地競馬(「草競馬流浪記」を読む3・水沢)

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第二章は、岩手県水沢競馬場

特に面白い内容はなかったので、
気を引いた部分だけ、抜書きします。


●翌日の競馬新聞が発売されない。ノミ行為防止の為らしい。

●スタンドが驚くほど整備されている。美しさは日本一だとか。
茶店や食堂は、町中のそれよりも立派であり清潔。

●これだけ完備すると、草競馬の懐かしい匂いが薄れてしまう。
万時につけて官僚的な感じがしないでもない。
それだけに、事件の心配がないと言える。

●馬の育成地の水沢の客は、馬を見る目がこえている。
彼らは競馬新聞を信用していない。

天皇賞馬テンメイが、九歳にして水沢で走っている。



どうやら瞳先生、この競馬場は気に入らなかったよう。
馬券も、バンバン外されています。
文章も沈んでいる感じ。

岩手県競馬が官僚的ってのは、今も同様でしょうかね。