野に遺賢・吉田勝彦(「草競馬流浪記」を読む4・姫路)

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姫路競馬では、馬や競馬場そのものより、
人に興味を覚えたようです。

何より実況アナ・吉田勝彦。


  この吉田さんの実況放送は、落ち着いていてとても上手だが、
  レース展望の聞き役も、テキパキして過不足がなく、
  まことにいい感じだった。

  吉田勝彦さんの話し方は、浜村淳の映画説明に似ているが、
  若いときは演劇青年であったという。

  こういう人に会うと、
  野に遺賢ありと思い、嬉しくなってしまう。


この吉田勝彦は、今でも現役で、
私の場合、ラジオ関西の番組なども聞かせてもらっています。

加えて、誘導馬員が若い女性で非常なる美人だとか。

ところで、瞳氏らが姫路に行った前日に、
生野秀行という19歳の人気ジョッキーが落馬していて、
この日も意識不明のまま、と書かれています。
今のJRAのエンシェントヒル生野賢一と関係があるのかな。

そして、姫路競馬とは関係ありませんが、
章の最初の馬券談義に、神様と呼ばれる評論家の言葉が出て来ます。
大川慶次郎さんのことでしょうね。