サミットにちなんで、地球環境問題など
外交等で不在中に国内情勢が急変し、
帰ってきたら自分の政権が転覆(帰れない場合も)、
なんて事が世界では何度か起きているようだ。
張り切ってドイツのサミットに出かけた安倍さんだけど、
年金問題が手に余る程になっていて、
あの1400万件で、内閣は致命傷を受けたような気がする。
「洞爺湖サミットに出席する日本の首相は誰?」
そんな賭けをやるとして、
安倍さんに賭ける人は、この一ヶ月にどれだけ減っただろう?
五千万件を一年以内という言質があるからなあ。
参院選だけでなく、衆院選も近いと、
競馬好き人間の勘は言っているのだけど、幻聴ですか?
まあ、年金問題や政治の世界について、
野次馬程度の知識しかないので、
これ以上、要らぬ事は書かないことにする。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
今回のサミットの主要議題の温暖化問題について。
「2050年までに50%の削減」
との総量規制が議論の中心になった。
これは、京都議定書の延長線にある目標と考えられる。
私は、京都議定書には結果論的に問題があったと思う。
参加しなかったアメリカやブッシュ政権を非難する人は多い。
私も彼らは非難に値するとは思うのだが、
一方で、最重要国が参加を拒むというのは、
取り決め自体にも問題があったと考えるべきではなかろうか。
もちろんこれは後知恵であって、
議定書が練り上げられたあの時点において、
最高の知識と議論の結晶であったことを疑いはしない。
でも、今は違う。
京都議定書という歴史的な実験の結果がほぼ出たのだから。
問題解決の決定打ではないけど、
排出を少しでも減らそうとの小さな善意の試みが、
広く着実に行われるようになったし、
何よりその意欲が浸透したことが京都議定書の最大の貢献である。
問題点は、
日本など努力はしたけれど目標達成が不可能であること、
最初から参加しなかったアメリカや途上国があり、
対策意欲の世界レベルでの温度差が際だってしまったこと、だ。
京都議定書後の対策は、
当然、この経験を十分に考慮した上で作られないといけない。
が、今回のサミットは、京都の議論を続けているだけに見え、
進歩がほとんど感じられず、少々ガッカリしている。
EUが優等生ぶって、劣等生ブッシュを叱咤するという構図では、
同じ問題点を引きずり続けるだけで、前進は見込めない。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
批判だけの傍観者にならないために、以下、勝手な思いを。
まず、2050年までの大枠も大切だろうが、
個々の技術の議論を前面に出した方が良いと思っている。
人類がやるべき事は、実にシンプルなのだ。
地下資源(化石燃料)の使用を減らす。
地上を適地適植物で覆う。
の二つ。
(サンゴなど、海のことについて、私は疎いから軽視し過ぎかも)
植物の話はここではしないとして、
化石燃料の使用を減らすために現在考えられる具体策は、
太陽光、風力、バイオ燃料、原子力、といったところだ。
蓄電技術の向上というのも付け加えておこう。
原子力には別の問題があるので難しいが、
それ以外について
技術向上・利用促進の国際的取り組みがあって良いと思う。
それならアメリカも乗れるだろうに。
最後に、もう一つ。
私は、全ての環境問題の解決を目指す上で一番大切なことは、
やる気のある人材の育成・確保だと思っている。
それに尽きると言い切っても良い。
サッカーや野球の選手、宇宙飛行士を夢見る子供がいるように、
環境問題に取り組みたいという子供が増えて欲しい。
温暖化等、地球環境問題では、悲惨な未来ばかり喧伝されるけど、
実は科学好き少年少女たちにとって
これ程「やりがい」のある分野は他にない。
2050年の社会の主力は、
今の子どもたちと、まだ生まれてない世代だ。
彼・彼女らが精一杯、この問題に取り組めるように、
準備をし、道筋を付けてあげるのが、現代の大人の使命である。
これこそ、環境問題を議論する上で必要な立ち位置のはず。
前にも書いたけど、
ブッシュやアメリカを非難するために環境問題を利用しないで欲しい。
未来の子供たちの事を切に考えれば、
それが些細な事だと気付くはずだ。
「環境問題のスペシャリストを、2050年までに倍増させる」
そんな国際的取り組みであれば、反対する国はあるだろうか?
帰ってきたら自分の政権が転覆(帰れない場合も)、
なんて事が世界では何度か起きているようだ。
張り切ってドイツのサミットに出かけた安倍さんだけど、
年金問題が手に余る程になっていて、
あの1400万件で、内閣は致命傷を受けたような気がする。
「洞爺湖サミットに出席する日本の首相は誰?」
そんな賭けをやるとして、
安倍さんに賭ける人は、この一ヶ月にどれだけ減っただろう?
五千万件を一年以内という言質があるからなあ。
参院選だけでなく、衆院選も近いと、
競馬好き人間の勘は言っているのだけど、幻聴ですか?
まあ、年金問題や政治の世界について、
野次馬程度の知識しかないので、
これ以上、要らぬ事は書かないことにする。
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今回のサミットの主要議題の温暖化問題について。
「2050年までに50%の削減」
との総量規制が議論の中心になった。
これは、京都議定書の延長線にある目標と考えられる。
私は、京都議定書には結果論的に問題があったと思う。
参加しなかったアメリカやブッシュ政権を非難する人は多い。
私も彼らは非難に値するとは思うのだが、
一方で、最重要国が参加を拒むというのは、
取り決め自体にも問題があったと考えるべきではなかろうか。
もちろんこれは後知恵であって、
議定書が練り上げられたあの時点において、
最高の知識と議論の結晶であったことを疑いはしない。
でも、今は違う。
京都議定書という歴史的な実験の結果がほぼ出たのだから。
問題解決の決定打ではないけど、
排出を少しでも減らそうとの小さな善意の試みが、
広く着実に行われるようになったし、
何よりその意欲が浸透したことが京都議定書の最大の貢献である。
問題点は、
日本など努力はしたけれど目標達成が不可能であること、
最初から参加しなかったアメリカや途上国があり、
対策意欲の世界レベルでの温度差が際だってしまったこと、だ。
京都議定書後の対策は、
当然、この経験を十分に考慮した上で作られないといけない。
が、今回のサミットは、京都の議論を続けているだけに見え、
進歩がほとんど感じられず、少々ガッカリしている。
EUが優等生ぶって、劣等生ブッシュを叱咤するという構図では、
同じ問題点を引きずり続けるだけで、前進は見込めない。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
批判だけの傍観者にならないために、以下、勝手な思いを。
まず、2050年までの大枠も大切だろうが、
個々の技術の議論を前面に出した方が良いと思っている。
人類がやるべき事は、実にシンプルなのだ。
地下資源(化石燃料)の使用を減らす。
地上を適地適植物で覆う。
の二つ。
(サンゴなど、海のことについて、私は疎いから軽視し過ぎかも)
植物の話はここではしないとして、
化石燃料の使用を減らすために現在考えられる具体策は、
太陽光、風力、バイオ燃料、原子力、といったところだ。
蓄電技術の向上というのも付け加えておこう。
原子力には別の問題があるので難しいが、
それ以外について
技術向上・利用促進の国際的取り組みがあって良いと思う。
それならアメリカも乗れるだろうに。
最後に、もう一つ。
私は、全ての環境問題の解決を目指す上で一番大切なことは、
やる気のある人材の育成・確保だと思っている。
それに尽きると言い切っても良い。
サッカーや野球の選手、宇宙飛行士を夢見る子供がいるように、
環境問題に取り組みたいという子供が増えて欲しい。
温暖化等、地球環境問題では、悲惨な未来ばかり喧伝されるけど、
実は科学好き少年少女たちにとって
これ程「やりがい」のある分野は他にない。
2050年の社会の主力は、
今の子どもたちと、まだ生まれてない世代だ。
彼・彼女らが精一杯、この問題に取り組めるように、
準備をし、道筋を付けてあげるのが、現代の大人の使命である。
これこそ、環境問題を議論する上で必要な立ち位置のはず。
前にも書いたけど、
ブッシュやアメリカを非難するために環境問題を利用しないで欲しい。
未来の子供たちの事を切に考えれば、
それが些細な事だと気付くはずだ。
「環境問題のスペシャリストを、2050年までに倍増させる」
そんな国際的取り組みであれば、反対する国はあるだろうか?