陳舜臣著「中国美人伝」

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陳舜臣氏のお得意の短編集でした。

「西施、卓文君、王昭君、皇后羊献容、薛濤、萬貴妃、董妃」
という美女七名の生涯が、それぞれの短編になっています。

読んでよく分かったのは、
頭が良いとか、意気が良いとか、
そんな要素が美しさにプラスされていないと、
後世に美女として好意的に伝えられない、ということ。

当然ですけどね。



日本で、同様の美人伝を集めるとしたら、
どんな顔ぶれになるんでしょう。

小野小町細川ガラシャ高尾太夫(三代目でしたっけ)・・・
うーん、あんまり思いつきませんな。