おっぱいから逃げてほしーの三浦くん

◎川柳「おっぱいから 逃げてほしーの 三浦くん」



今年前半には、昨年の輝きが失せてしまったかに見えた三浦皇成氏だが、
名手が揃う北海道シリーズで再大活躍を始めたようだ。

先の土曜日には、一日五勝の固め勝ち!

ふむ、これは関東にいるよりも集中できる条件が札幌にはあるからか?
美浦よりも、誘惑の多い街である筈なんだけど・・・

そして、いつからかは知らないけれど、
彼の英国遠征の計画が着々と進んでいるらしい。

http://www.daily.co.jp/horse/2009/07/17/0002132073.shtml

私はちょっと前に、三浦くんと武豊では器が全然違うと書いた。
越える事は到底無理であろうと。

しかし、海外となると話は別だ。

「世界のユタカ」と呼ぶのは日本国内だけという、
妙なねじれがある武豊さんの海外での評判はかなり厳しいらしい。

三浦くんが向こうに行っても、厳しいのは間違いない。


  ニューマーケットを拠点とするマーク・プレスコット調教師がその候補で、
  同厩舎にはS・サンダースやJ・スペンサーといった
  一流ジョッキーも所属している。


この記事の書き方だと、とても良い条件のように思えるけれど、
実際には「良い馬は一頭も三浦くんには回ってこない」という意味だ。

よほど腕を見込まれない限り、
騎手というよりも、調教助手か厩務員扱いで終わる可能性も高い。

日本のプロ野球では高給取りでちやほやされていたのが、
アメリカに行ったらマイナーにしかなれず、
待遇の差に溶け込めずに終わる選手がいる。
三浦くんにも、その恐れが多分にある。


でも、こんな不利がいろいろあるのを分かった上でも、
夢があっていいよなあ!!!

もし向こうで成功して、日本へ凱旋帰国となったら、
豊さんを超える事になりますしねえ。

で、頼むから、中途半端はやめてね。

豊さんが悪かったのは、主戦場をアメリカに置くと言いながら、
頻繁に日本に帰って来ていたからだと思う。
何のために行っていたのかサッパリ分からぬまま、
怪我で尻すぼみになって終わってしまった。

三浦くんの場合、金銭的に大変だとは思うけど、
最低でも一年間は日本に帰らないつもりでやって欲しいなあ。
日本のマスコミの取材なんかも最低限にして。
そうやって逞しくなった彼の姿をぜひ見たいです。