能勢妙見山の散歩


兵庫県川西市大阪府豊能郡の境にある「能勢妙見山」を登ってきました。




日蓮宗のお寺で有名な山ですが、
関西以外の方にはほとんど馴染みは無いでしょうね。
私もそれほど遠くない所に住んでいながら、今回が初めてです。
何故これまで足が向かなかったのか、我ながら不思議。

そうそう、上方落語がお好きな方にとっては、
「不精の代参」の舞台と言うのが分かりやすいでしょう。
ま、「愛宕山」同様、実際の様子と落語の雰囲気はかなり違いますけど。

ちなみに、別方面に降りて行く際、イノシシ狩りのハンターに出会いました。
池田に抜けるバス道に通じる山道であったので、
「あっ『池田の猪買い』だ!」と、落語繋がりでとても愉快でした。 

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まずは、能勢電鉄妙見口駅より出発。
普通の田舎道を歩き、
国道477号に出てからしばらく進むと、ケーブル駅が。

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ここでケーブルカーに乗ってしまえば楽なのですが、
あたしゃ歩きに来たのでござりまする。
家族連れのにぎやかな雰囲気を横に、登り道へ。

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江戸時代から多くの参拝客があったはずの道なのですが、
それほど広くはない。
一部が砂利道でしたけど、コンクリが敷いていある所がほとんど。
勾配は急ですけど、歩きやすかった。

標高660m、山頂のお寺に到着。
能勢電鉄の駅から、私の足でちょうど1時間くらいでした。

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日蓮宗について、私はちと分かりかねる面もあるのですが、
他宗派よりも願掛けの場としての雰囲気が強くこびり付いていて、
狭い空間ながら、独特の魅力が漂っています。

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お籠りをなされる方も多かったのでしょうね。
そんな昔の雰囲気が感じられる店も。

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で、展望の効く場所から、なんと甲山が見えました!
この内陸深くの京都の亀岡の方が近かったりする所から見えるとは!

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