越え方の分からぬ壁に囲まれて

◎短歌もどき「越え方の 分からぬ壁に 囲まれて
                   時ばかり経つ 時ばかり経つ」



最近、「越えられぬ壁(背中)」についてよく考えています。
個人的な事と、日本社会の事と、両方について。

先人たちがやって来た事を受け継ぎ、それを乗り越えてこそ、
未来に明るさが見えてくるのだろうけど、
乗り越え方がまったく分からない。
追い付き方すら分からない。

「昔の人は偉かったな」

この感想で、いつも思考が止まってしまう。


でも、こんな所で窒息してたまるか。
どこかに越えるための細道があるはずなのだ。
何としてでも見つけたい。

探すための時間、乗り越えるための時間は、あとどれだけ残っているのかな?