チト酔ってティッシュの箱を踏むは快

◎川柳「チト酔って ティッシュの箱を 踏むは快」



先夜、酔っぱらっていた訳ではないが、
布団の横に置いてあったティッシュの箱を踏んづけた。

どれくらいの方に共感いただけるか分からないが、
ティッシュの箱って踏みつぶしてみると、
意外にもちょっとした快感があります。

グシャっと紙の箱の潰れる感じがまずあって、
それから柔らかい紙の束がクッションになって足を支えてくれる。
「グシャ」「ふわ」と、妙に気持ちがよろしい。

揚げたてのクリームコロッケみたいなものですかねえ。
「外がカリっとしてて、中がふんわり」って。

特に昨晩のは絶妙なる快感でありました。
考察するに、中の紙の量で感じは変わるはずです。

開けた直後で90%以上紙が残っていたら、
踏んでからすぐに「ふわ」になるから、
最初の「グシャ」感が弱くなる。

また、ほとんど使い切っていて10%未満だった場合、
「グシャ」ばかりで「ふわ」がないから、
普通の箱と同じ感覚になってしまう。

最適なのは、50%くらいでしょうか。
このベストバランスを発見したら、
イグノーベル賞を貰えるような気がしません?