またまた村田兆治なのだ


実は、本日も村田兆治氏の本からなのである。

これで三日連続。うはは
しかも今日で終わるような気がしない。書いている当人も。
にゃはは、一人で盛り上がっとりますネン。

本日の一文は、これ。

当時のパ・リーグのファンは、
野球に対して目が肥えている人が多かった。

最初、本書に目新しさは感じなかったと書いてしまったが、
この部分はこれまで私が気付いてなかった点でした。

ヨネスケさんが、
川崎球場の不入りについて実に見事なネタにされていたので、
当時のパ・リーグの観客数の少なさは印象的に憶えています。
また、客の方でもわざとギャグしているのがいた。
カップルとか、流しそうめんとか。

しかし、球場にわざわざ足を運ぶ観客たちの多くは、
真に野球を見る目のある人だったとは知らなかった。
でも、考えてみたら、当然ですよね。不覚!

今のタイガースの甲子園球場は毎試合ほぼ満員だけど、
単に騒いでいる人ばかりのような気もします。
本当の意味の大エースや四番打者が育たぬ一因かもしれませぬ。


客が入らないと言えば、大相撲の初場所が話題になってます。
どうなんでしょうか?
今、来場されているのは目の肥えた方ばかりなのかな?

しかし、それにしても、
客が少ないからやる気が出ないと手を抜くのではなく、
少ないからこそ本物を見せてやると発奮した村田兆治はエライ。

昨年来の相撲界は暗黒時代なのだが、
それでも自分を律して高めることのできる力士が出てくれば、
きっと明るい未来があるはずと思いたい。
気休めの希望的観測に過ぎないかもしれないが、
そう思わないと寂し過ぎる。

出て来ないのであれば、潰れちゃえ。