関西で日本シリーズやりたいと

◎短歌もどき「関西で 日本シリーズ やりたいと
                  最後に言って 締まる球談」



2月に入って、プロ野球はキャンプイン。

スポーツ新聞さんなどは、ホッとしているのでしょう。
何しろ、オフはネタが少ないですから。
タイガース一辺倒の在阪紙は、
今年の話題の少なさを嘆いていたに違いないし。

ところで、関西のラジオのスポーツ番組を聴いていると、
よく出てくる締めのフレーズがある。

「今年こそ、阪神オリックス日本シリーズをやりたいですね」

他地域の方々は「へっ!」と嘲笑されるでしょうが、
関西のプロ野球ファンにとっては、
これは子守唄のように耳心地のよい言葉なのであります。
毎年恒例のご愛嬌なんです。

「関西が元気になると、日本も元気になりますから」

ってのもよく聞かれる。
これも冷静に考えたら根拠が分からないけれど、
我々にとっては嬉しいおとぎ話。

他地域の皆さま、暖かい目でお見逃し下さいね。


ちなみに、関西勢同士による日本シリーズは、一度だけあった。
1964年の南海・阪神戦で、4勝3敗で南海が日本一。

盛り上がったんですかね、これ?

記録を確かめると、最終第7戦は10月10日のナイター。
・・・1964年10月10日って、東京オリンピック開幕日!
甲子園にて、観客数は1万5千人ちょっと!! 
ガラガラやん!!!

きっと東京五輪の裏でひっそりと終わったんだろうなあ。
翌日の新聞のスポーツ面での扱いを縮刷版で確かめようか。


おーい、石原都知事
新党より、二回目の五輪誘致の方をガンバレぇ!
そしたらきっと、その裏で・・・