陽炎と時計眺める無人駅
◎「我が靴を 見知らぬ犬が 嗅ぐ旅出」
◎「駅前の 温度計見て 水を買い」
◎「乗り方の 分からぬバスに 笑顔あり」
◎「夏の旅 シャッター街で 腕を組み」
◎「車椅子 あそこの店で 食えと言い」
◎「陽炎と 時計眺める 無人駅」
◎「地方線 心残りが 走ってる」
◎「こっそりと 写真撮りたい パーマあり」
◎「車窓から インターハイの 重み知る」
◎「ねえ見てよ あそこで祭り やってるよ」
電車で、普段使わぬ路線に乗って、昼ごろに適当に下車する。
昼飯をと思ったのだが、駅前は立派なシャッター街。
名のある町なのに。
後で調べると、国道沿いに大型ショッピングセンターが出来て、
駅前は寂れたのだそうだ。
コンビニが一軒あるのみ。
こういうの、困るんですよねえ。