鈴木みき「悩んだときは山に行け!」
前回、鈴木みき「山小屋で会いましょう!」を紹介しました。
でも処女作のこっちを先に読んで、紹介するべきでした!
自伝的要素を多分に含めての、登山入門書です。
図書館に無いと思ってたら、ありました。
しかし、「女子のための登山入門」とありますから、
オッサンの私が借りるのは、ちょっと恥ずかしかった。
先に上の本を読んで無かったら、手に取らなかったと思います。
うんうん、本当に面白かったですよ!
途中に出てくる言葉。
初めて縦走路の難所に入る前日の夜、山小屋での独り言です。
「ひとりで なんにもできない 自分が嫌い」
なるほどなあ。
山ガールが何を考えておられるのか分からなかったけど、
こんな風に考え、感じている人がいるんですね。
山や自然、星空という、とてつもなく大きな物を見て、
自分の小ささを痛感した上での、この言葉。
女の子に限らず、人間全ての出発点がここにあるように思いました。
ここ数年、痛感しておるのですが、
今の30代の女性って表現者として、光る物をたくさん持ってますね!
男は、どーしてる?