大仏殿で寝てみたい!


先日、信貴山に行って来たと書きました。

その信貴山と言えば、「信貴山縁起絵巻」が有名です。
平安時代末期の日本を代表する絵巻物です。

お寺の霊宝館で複製を見る時間がなかったので、
安易ながら図書館で、
泉武夫「躍動する絵に舌を巻く 信貴山縁起絵巻」を借りてきて、
眺めて堪能させてもらいました。

この時代の絵って、見てて飽きません!

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さて、この絵巻は、三つのお話から成っています。
その第三話目は、主人公の信貴山の僧:命蓮を探して、
姉が信濃から出てくるという内容です。

そして、弟の行方を求め、大仏殿に一夜参籠するというシーンがある。

大仏殿で、大仏様の前で、眠る。
今では許されぬ事でしょうけど、私もやってみたいなあ・・・

最高のぜいたくとは、こういうものではなかろうか?
どんな一流ホテルでも味わえない、至福の時間となりそうです。

どうなんでしょう?
もちろん、一般の人間はこんな事は出来ませんが、
今でも東大寺の僧侶などは、ここで寝たりしているのでしょうや?

だったら、羨ましい!


訂正:本記事を入れた際に、「命蓮」が「命運」となってました。
申し訳ありませんでした。