SPレコード


時々、ここでネタ元にしている、漫画「夕焼けの詩:三丁目の夕日」。

昭和30年代が主たる舞台なので、
私には分からぬ事もあり、よく分かる事もあり、
その微妙なところを楽しんで読ませてもらってます。

今回の話題は、これ。

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「今日もなお、ファンが多い」と書かれてますね。
確かに「SPレコード」で検索してみると、
ファンの方々のサイトが数多くヒットしました。

私はLPレコードとカセットテープ時代からの人間なので、
SPレコードについてはよく知りません。
古典落語などの演芸ラジオ番組で、
大阪なら初代春団治などのSP音源の演目を聴いたくらいか。


しかしですね、このエピソードから、子供時代を思い出しました。

小学生の頃、通学路脇に、
よくゴミが捨ててある空き地がありました。
ある時、そこに大量のSPレコードが捨てられていたのです。
何百枚単位だったと思うなあ。
もしかしたら、何千枚単位?
その辺の記憶はあやふや。

まず最初にやったのは、円盤投げ。
もったいなくも、SPレコードを皆で投げ合って遊び(意外に重い)、
坂道を転がして遊び、
割れ易い事に気付いた後からは、
空手のレンガ割りの真似をしたり。

つまり、実体験としては、壊したことしか無いのです。

当時は何も考えなかったけど、
もしかして現在のマニアが見たら、
価値のある物もあったのかな?

子供の頃を振り返ると、そんな物ばかりですね。
アンティークおもちゃ類の今の値段を見ると、
かつての自分を叱りつけたくなります。



◎「気付かねば 悔しさもない 月の価値」