プロ選手と怪我と


◎スポーツ選手に怪我はつきもの

でもちょっと痛いからと、練習や試合出場をサボっていては、
プロとして全く通用しない。

一方、痛みなどの症状を、無理し我慢し過ぎると、
結果に悪影響が出るし、選手生命にも係わって来る。

その辺りの線引きは微妙で、難しい。


金本知憲、引退

私はタイガースファンだから、
彼には本当に感謝しているし、心より「お疲れ様」と言いたい。

ただ一方、
骨折しているのに片手一本でヒットを打ったとか、
頭部死球の直後にホームランを打ったとか、
そんな鉄人エピソードが武勇伝化しているのは、どうなの?

プロ選手だから、ある程度、無理はする。
しかしその無理も程度によっては無茶になる。
金本の場合、無茶の領域に入った場合が多かったような・・・

結果オーライの無茶を称賛するのは、私はキライなのです。

もちろん、金本が痛みを我慢しているのだから、
若い選手が簡単には弱音を吐けない、
そんなチーム内の雰囲気がタイガースを強くした。
彼のその功績は無視できない。

難しい。


後藤浩輝騎手、再び怪我

実は、この文章を書き始めたきっかけは、
昨日スポーツ紙サイトに出た後藤騎手の件。

5月のNHKマイルCでの落馬による長期休養の後、
復帰直後にほぼ同じ個所を痛め、当面入院とのこと。

復帰を急ぎ過ぎたのではないか、
許可した医師側に問題はなかったのか、など、
昨晩はいろいろ考えてしまいました。

しかし、今日になって、例えば日刊スポーツでは、

症状を聞く限り、
前回(NHKマイルC)のけがとは別物として考えていいと思います。

と、治療担当の医師の話ではないが、情報が出てきた。

これを最初の落馬の責任者である岩田のファンとしては、
どう心の中で処理したら良いのだろう?
免罪符にしてしまいたいような、それでは申し訳ないような。。


しかし8日の復帰直後に落馬し、
それから痛み止めを飲みながら我慢して騎乗してたなんて、
無茶だと思います。後藤さん。

騎手は職業柄、無理をしがちなのは分かっているけど、
無理を通り越しての無茶は絶対にしないで下さいませ。