候補者はいつ書くのかな年賀状

◎「候補者は いつ書くのかな 年賀状」

◎「選挙カー 二重の窓の 町を行き」

◎「演説で 最後の一葉 散りました」



騒音が始まった。
ネット上での選挙戦を早く解禁してほしい。

でも、窓を開けていた夏の時期の選挙よりずいぶんマシ。
選挙で一番喧しいのは市議選だと思うが、
これも真冬にやって欲しい。
雪国では事情も異なるだろうけど。


土曜日だったか、日曜日だったか、
つい最近できた某党の立候補予定者が乗る車が廻って来た。
超がつく大音量で。

共産党もウルサイ。
自民党もウルサイ。
しかし彼らは選挙に慣れているから、程度は知れている。

メイワク新党だと思っていたら、二回目だかに周って来た時は、
音量が下がっていた。
自覚したのか、注意されたのか。

でも、最初は小さい音量に設定し、徐々に上げて行くのが普通だろう。
まず大音量で、そこから下げて行くってのは、無神経だよ。


ただ、逆のことも思う。

例えば、ゴルフのパターである。
強く打ち過ぎる人と、弱すぎる人がいる。
プロとしてどちらが大成するのだろうか?

例えば、私の愛する競馬である。
若手ジョッキーが、レースで負ける。
馬を気分よく走らせ過ぎて最後にバテて負けるのと、
力を使い果たさぬまま余して負けるのと、
騎手の将来性を考えるとどっちが良いか?

例えば、野球である。
3ボール2ストライクで、コースぎりぎりに球が来る。
それを大振りするのか、見逃すのか。
どちらのタイプの若手が、大物になるか?


選挙の騒音も同様かも知れない。
いきなり大音量で迷惑をかけるヤツは、
人間として気に食わないと私は感じる。
しかし、勝負師としては、もしかしてと思ったりする。

さて、どうなる?