濃密な10年間に感謝(競馬雑記)


安藤勝己引退発表

何度か記事に書いてきたが、
昨年11月以来、まったく騎乗がなかったので、
もしかしたらとは思っていました。

寂しい。


◎思い出のレース1

個人的に、とても良い思いをさせてくれたのは、高松宮記念のビリーヴ。
彼にとっても初GⅠでした。
単勝が意外についたのをよく覚えています。

あと、キストゥヘヴン桜花賞単勝も美味でした。


◎思い出のレース2

唖然とさせられたという意味では、スズカマンボ天皇賞
名騎乗と呼べるのかどうか分かりませんが、
名手には全てが不思議なくらい上手く行く場合があると思い知りました。
勝負って、そんなものなんですよねえ。

サンライズバッカスのフェブラリーも、似たような感じでした。


◎思い出のパートナー

アンカツらしいなあ!」と心底驚嘆したのは、
ダイワメジャー&スカーレット兄妹の一連のレース。
馬券は一度も取らなかったと思うけど、
後ろの馬が追っても追っても差がつまらないレースっぷりは、
見事の一言でした。

スーパーホーネット単勝馬券を握りしめて、
アンカツすげえ!」と唸ったマイルCSは忘れられません。

それからもちろんウオッカとの秋天の激闘。
背筋が震えました。


◎思い出にないレース

私くらいの競馬歴の人間なら、ライデンリーダーの思い出を語るはず。
しかし当時、私は日本にいなかった。
ナマで若かったアンカツを見たかったな!

地方時代では、朝日杯2着のレジェンドハンターが印象的でしたね。


◎ここ数年のアンカツ

老獪な雰囲気の騎乗も楽しかったです。
結果は出なかったけど、変幻自在の勝負で面白かったなあ。

負けたけれど、ゴールドシップラジオNIKKEI賞は印象的で、
有馬記念で見せた凄みの兆しを、アンカツさんが引き出しているんです。


◎今後

今後は未定とのこと。
引退までに騎乗するかも、まだ分かりません。
立派な引退式をやって欲しいな。
笠松とJRAで。大功労者なのですから。

→追記
2月3日に京都で引退式とのこと。
ってことは、恐らく騎乗は無いのでしょう。