今のシベリア鉄道の暖房は?


随分前に読んだ、
鉄道旅行作家の宮脇俊三氏の本を思い出した。

30年前くらいに、彼はシベリア鉄道に乗った。
当時、もう電化されていたそうだが、
車内の暖房は電気ではなく、石炭だったそうだ。

何故、電気があるのに、電気の暖房でなく、石炭なのか?

彼が尋ねると、厳冬のシベリアのど真ん中で、
万が一でも停電してしまうと、
電気の暖房は止まってしまう。
これは即、命に関わる。

石炭なら、大丈夫。


昨日来の、北海道のニュースを聞いて、
このエピソードを思い出した。

今、シベリアを走る自動車のドライバーさん達は、
万が一の際の対策も含め、暖房はどうしているんだろう?