Twenty One Pilots




今年も残りわずかになりました。
相変わらず、ぼちぼちと洋楽のヒット曲を聴いてきましたが、
ピンと来る一曲には出会わなかった様な気がしてます。

一番はと尋ねられたら、
"Stressed Out"なのですが、
私の情報入手が遅く、
昨年の4月に出ている曲を今年知った訳で、
「今年の一曲」とはし難い。

「今年の」とするなら、
同じ彼らのこの曲を選ぶのが妥当かな。
同じくヒットした"Ride"も含めて、
彼らの曲を聴いてる時は、
「洋楽を聴いてるぞ」って気分になれました。

爽快で力強くて、内省的な面のある歌詞世界があって、
中学生の頃の自分がイメージしていた
「洋楽」がここにある様な気がしています。

彼らは聴き手にそんなものは求めてないだろうが、
「ホッとする」んです。
「方向を見失ってるアメリカ」とか、「病んでるアメリカ」とか、
そういったものが蔓延している中で、
自分を見失ってない感じがしっかりとあるからでしょう。

アメリカの若いアーティストたちは、
まず成功を求めて戦うのだが、
一端成功してしまった後は、
名声や重圧と戦わざるを得なくなる。

この曲を聴いていると、
そこをも突き抜けて行けそうな内的な力を感じます。
未来がとっても注目という意味も込めて、
私の今年の洋楽の一曲は、これ。