「奴らが私たちの間に壁を作ろうとやって来る。でも分かってるよ、そんなの成功しないって」




先月のマンチェスターでのテロを受けて、
先週行われたチャリティーコンサートの動画を、
全てではないがチョロチョロと見させてもらった。

中でも、この動画が気にってしまって、
何度も繰り返し眺めている。

ライブの主人公であるアリアナ・グランデと、
今をときめくマイリー・サイラスという、
20代前半の二人が、
私が高校時代のヒット曲を楽しげに歌ってる!
それだけで温かい思いがこみ上げて来ます。

そして、歌詞が・・・

実のところ、当時の私は全く英語を聴きとれず、
単純なラブソングだと思っていました。

たぶん本来は恋愛の曲だと思うのだが、
こうやってテロの後に二人が歌うと、
違う意味を持って来るのが分かって、
そこにも心を動かされました。

Hey now, hey now
Don't dream it's over
Hey now, hey now
When the world comes in
They come, they come
To build a wall between us
We know they won't win

もう、それ(闘い)が終わったなんて思わないで
今、世界がやって来る
奴らが私たちの間に壁を作ろうとやって来る。
でも分かってるよ、そんなの成功しないって



"the world"は、歌の主人公たちを邪魔しにやって来る、
「世間」という感じだと思うけど、
違うかな?

でも今回の場合、
「憎しみの世界」というテロリストの論理だと捉えたい。


この二人、
以前にもこの曲で共演しているんですね。

かつての曲に、
新しい息吹をもたらす若い力に
希望を感じつつ、
もうしばらく繰り返し再生で楽しませてもらいます。