お彼岸に




以下、植物観察の話である。


今日の夕方、見に行こうと思っている植物がある。

絶滅危惧とかではないが、
近辺ではこれまで見たことがなかったのを、
8月に見つけました。

それがですね、墓地にあるんです。


植物観察の場として、墓地ってどうなのだろう?

一応、登山客が横をよく通る墓地なので、
怪しまれる可能性は低いですけどね。

私は写真を撮るだけで、
場を荒らすつもりは皆無だから、
罰が当たることはないと思いたい。

ただ、植物をなるべく傷つけぬようカメラを向けるのだが、
その一方、別の区画ではせっせと草むしりをされている方がいる。

そう、私が観察しているのは、雑草なのである。

抜いてあげたほうが、
墓の主の方も喜ぶのかな?

しかし、その植物は、
西宮市内では確認できてないと、
かの信頼置けるサイトには書かれている。

珍しいっちゃあ、珍しい存在なのだ。
私としては、永続的に生えていてほしい。

複雑な気分である。



で、何故、墓地での植物観察を、
お彼岸の今日やろうとしているかというと、
図鑑によると花期がそろそろ終わりかけだから。
(10月まで、と書かれているサイトもある)

本当は、人が少ないであろう、来週の方が良いんだけど。

なるべく、こそこそとやらせていただこう。


最後にもう一つ。

もちろん墓地によってそれぞれなのだろうが、
あまり他では見ない土の種類に思える。

表面は粒の粗い砂質なのだが、
水はけは悪いのだろう。

どちらかというと、
湿地の雑草が生えている。

それが私には面白い。

でもここで面白がっちゃあダメなのかな?