オオミズゴケ


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某所でこのオオミズゴケ(たぶん)を見つけ、
写真を撮ろうと一歩近づきました。

すると、足元で水しぶきが。

落ち葉の下もミズゴケだったのに気づかず、
踏み込んでしまったのです。

完全に最後まで体重を乗せてはいないけど、
不思議な足裏の感覚でした。

ほんと、ミズゴケの保水力って凄い。
水がたっぷりしみ込んだスポンジを踏んだのと同じ感じ。
防水の靴で良かったです。


子供の頃、
シャーロック・ホームズのシリーズが大好きで、
「バスカヴィル家の犬」ももちろん読みました。

あれに出てくる底なし沼って、
ミズゴケが作る泥炭湿地のことですよね、たぶん。

日本でも北の方にあるけど、
関西人にはイマイチ実感のわかぬ環境です。

子供心に、迫力ある描写にドキドキはしたけど、
「なんやよう分からん」が正直なところでした。

今回、せいぜい高さ5cm強のミズゴケを踏んだくらいで、
作品世界を実体験したなんてもちろん言いませんが、
ズボンのすそを濡らしながら帰宅する途中、
もう一度読んでみようかなって思ったのでした。