京都市学校歴史博物館

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京都の中心部、四条河原町の近くに、
元校舎を利用した「京都市学校歴史博物館」があります。

http://www.gakurehaku-unet.ocn.ne.jp
(上の画像も、このHPより)

何となく行く機会のなかった博物館ですが、
この9月25日までの企画展が面白いと聞き、
ついでもあったので、ではでは、と見てきました。

下世話だけど、入館料は大人200エン。安いでしょ。
展示品の価値は、それを遥かに越えてます。

中でも教科書コレクションが、楽しかった。

昭和45年生まれの私にとっても、
カタカナだらけの戦前の物が懐かしく感じられるのは不思議です。
前にも書いた "Nostalgia without memory" ですね。

また、明治以来の歴史の中ではつい最近ですが、
いわさきちひろの絵による国語の表紙が、とっても素敵でした。
子どもの顔と青い鳥の絵の一年生の教科書は、
見ているだけで嬉しくなっちゃう心豊かさ。
(昭和何年の物か忘れちゃいました。すんません)

これは常設展示なので、いつでも見られるはず。

企画展示の唐澤富太郎コレクションも楽しかったですよ。
でもまあ、私がここで説明できる物ではないので、省略。

古都京都で、とっても地味な博物館ですが、気に入りました、ここ。
京都観光に来られ、寺社見物に疲れた際には、是非どうぞ。
お気軽にお楽しみになれますえ。



※画像は、尋常小学国語読本(大正7(1918)年)のもの。
これを使ったという方、おられます?