駅弁をなめたらあかんかった(京都の駅弁②)

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先週、京都にはどんな駅弁があるんだろう、と書きました。

この時、実は、全部食べてみようと考えていたのです。
味オンチの私が食べても仕方ないので、
知り合いや家族に食べてもらって感想を貰おうかと。

どうせ5、6種類だろうと安易に思ってたんですけどねえ、
時刻表を見て驚きました。

全部列挙しますね。


  加茂川弁当 1500円
  大阪名物まむし丼 1380円
  祇園 1300円
  松花堂弁当雅 1200円
  彩り駅弁幕の内弁当 1100円

  鰻のねどこ 1100円
  京のおばんざい 1000円
  こてまり 1000円
  精進弁当 1000円
  新撰組ゆかりの幕の内 1000円

  鯛めし 1000円
  竹籠弁当 1000円
  21世紀出陣弁当 1000円
  日本の味博覧 1000円
  花瓢 1000円

  平安弁当 1000円
  洋風デリシャス 1000円
  京扇 980円
  五目釜飯 950円
  おそうざい弁当味宴 900円

  豚てりやき丼 900円
  中華餐々 870円
  京風幕の内 850円
  じゅうじゅう亭(温弁当もあります) 850円
  とんかつ弁当 850円

  うなぎめし 840円
  笹うなぎ 820円
  上方幕の内(温弁当もあります) 800円
  てまり寿司 800円
  洋風弁当 800円

  鯖寿司 640円
  とんかつ弁当 630円
  ボックスランチ 630円
  いわな寿司 530円


うへえ、計34種類で、全部買ったら32,220円。

また、品切れなどで必ず手に入る訳でもないらしい。
京都の駅弁制覇なんて、無謀ですな。


で、この中で、全国的に知名度の高いものがあるのか、
というのが前回の記事の話題でした。

ちょっと前の情報ですが、
京王百貨店駅弁チーム編「駅弁大会」光文社新書(2001年)を見ると、
2001年の大会に参加した京都駅の駅弁はないようです。
商売っ気がないですねえ。

小林しのぶ著「『駅弁』知る、食べる、選ぶ」JTB(2002年)には、
うまい駅弁100選という企画があって、
京都駅の「鯛めし」をその一つに取り上げていました。

これらの本が書かれてから五年ほど経っているので、
最新状況は分かりませんが、
京都の駅弁業界は、宣伝の面で貪欲さに欠けるのかもしれませんね。
ただ、探せば、それなりに美味しい物もある、と言うことらしいです。


さて、こう書いてしまうと、高名な料亭の弁当とか、
京都外の人にはあまり知られていない仕出し文化とか、
いろいろと触れねばならない事があるのですが、
非文化人で味オンチの園橋の手には余りますので、ご勘弁を。


  (実はまだ続く?)