愛読書愛するほどに虫の死地

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川柳「愛読書 愛するほどに 虫の死地」





私が、一番古くから持っている本が、これです。
初めて買った本という訳ではありません。

ページをめくると、
蜘蛛だと思うのですが、小さな死骸が挟まれています。
いつ頃、ここでお亡くなりになったのでしょう。

故意ではないにせよ、殺したのは私であるはず。合掌。

そんな私がこう書くのは失礼ですけど、
水滸伝に挟まれて死んだのは救いだったのでは。
こんな楽しい物語りは、古今東西、なかなかないですもの。
何度読んでも飽きないですしね。
ねえ死骸の蜘蛛さん、感謝してくれる?

退屈な本の中で死んだら、天国で暇で仕方ないでしょう。
ロシア文学書とかね。

そうそう、私が虫として生まれ変わって、
相田みつをの本に挟まれたら、死後に発狂するかも。
(ファンの方には申し訳ない、どうにも苦手なもんで)