「負けないで」より目指したい負け上手

川柳「『負けないで』 より目指したい 負け上手」



 ※こんな日に、こんな事を書かなくてもよいのですが、
  うずく書きたい欲に負けてしまいました。



ラジオで、何度も何度も、聴かされたあの曲。
ずっと苦手でした。

悲しいニュースがあって、改めて聞いたけど、やっぱり駄目です。

歌詞の真意を誤解している可能性は高いです。
でも「負けないで」という言葉そのものが、わずらわしい。



私が目指したいのは、「負け上手」。

人生、山あり谷ありで、負けてしまう局面が必ずあるはず。
対外的にも、内面的にも。
その負けを次に生かせる人が、私の考える「負け上手」です。

負けを素直に受け入れて、
そこに次の勝利への布石を打てる人って素敵じゃないですか。

逆に、負けがほぼ確定している状況で、
「負けないぞ」と悪あがきする人は醜いし、
周囲にも大きな迷惑をかけるようです。

みっともない自殺をした某大臣さん、違います?
イラクを長引かせている某大統領さん、どない?
ホリエモンは、どう?

まあ個人の敗北が、
周囲や社会に大きすぎる影響を与えてしまう立場の人について、
私が偉そうに書くべきではないのでしょうけど。



私が人生の応援歌を作るとしたら、


  負けちゃったか。仕方ないね。
  でも負けたって構わない。
  だって敗因を考えて生かせば、
  次は勝てるかもしれないじゃない。


と、なるでしょう。

以上、競馬での慢性的負け上手、ソノハシの信条でした。



追記:ちなみに私は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」も嫌いです。