蝉の音が青く青くと僕を押す

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◎川柳「蝉の音が 青く青くと 僕を押す」





今年は猛暑の予想だったはずだけど、
7月の関西は気温が上がらない日ばかり。
8月はどうなるでしょう。

予測というのは、実によく覆されます。
原発地震とか、空港等の利用者数とか。

結局、未来を予測する技術を、妄信してはいけないんですね。

スパコンを使っていようとも、
分厚い教科書があろうとも、
難しい用語や法則で説明されようとも、
権威で装飾されていようとも、
未来の予測なんて、競馬ブックの印と大して変わらない。

人為による地球温暖化についてのIPCCの予測も、
競馬エイトの予想力以上であるはずないと、私は思っている。


ただ、「外れる事が多いからやめるべき」と、
言い切るほどの若さは、私にはない。

この点、深く混乱しているのです。

未来予測が皆無の世の中なんて、
新聞を持たない競馬のようなもので、味気ない。

「未来の予測と、上手に付き合う方法を考えましょう」
そう書くと、新聞の投書欄的にまるく収まります。

でもなあ、上手に付き合う方法なんて、本当にあるのか?
どうしたらいいんだろう。