甲山百景95-97

前回の94景は、兵庫県宝塚市の中山最高峰からのものでした。
今回はその続きで、最高峰から満願寺に向かう道から。
中山縦走路と呼ばれる道です。

宝塚という町は、大阪平野の西北に位置し、
西側は甲山などの六甲山系があり(甲山は西宮市ですが)、
北側には中山連山があります。
阪神競馬場の、スタンドから正面に見える山々です。

さて、中山最高峰からとても歩きやすい尾根道を進みます。
最初のころは、あまり見晴らしは良くありません。
どんどん、どんどんと歩いて行くと、第95景。

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ここからは、尾根の峰に出るたびに、展望が開けます。

こんな感じの道。

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振り返ると、歩いてきた中山連山が見えます。

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しばらく進むと、満願寺西山に出て、とても良い景色。第96景。

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大阪平野も一望でき、大阪空港も見えますです。

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さて、ここからの下りが難儀でございました。
写真にしてしまうと大したことなさそうですが、
急な岩場が続きます。

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技術が必要なわけではなく、ロープに頼りながら慎重に降りるだけ。
岩場が終わって普通の山道に戻ったかなという辺りで、
この山歩きで最後の甲山が見えました。第97景。

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運動にはちょうど良い山歩きなのですが、
この辺りの山の欠点として、植生が単純で面白みに欠ける気がします。
そう考えると、京都の山々は良かったなあ。