無人駅流れる星を蛾と眺む

今夜が流星群のピークだとか。
宝塚市のある大阪平野では光害がヒドイし、
冷え込んできてもいるので、見るのは断念することに。

これまで一番たくさんの流れ星を見たのは、
二十歳の頃に富士山に登った時のこと。
あれは本当に綺麗で神秘的でした。


ところで、流れ星とは、
宇宙のチリが地球の大気との摩擦で燃え尽きる現象ですよね。

宇宙のチリには、チリなりの長い歴史があったはずで、
その最後の最後に、
地球人たちに様々な願いを掛けられてしまうのも、
何だか可哀想な気がしちゃいます。

むしろ、彼らの最後のお願いを聞いてあげるべきじゃないの?

「最後のお願い」と言うと、選挙カーを連想しちゃいますけど。



◎川柳「流星の 願いも聞いて みたい夜」

◎川柳「無人駅 流れる星を 蛾と眺む」 

◎川柳「流れ星 眼鏡のキズに 沁みる風」

◎川柳「流星に 励まされたる 二十歳の目」