宝塚から海までサイクリング(その3)


さあ、海まではあと一息。
この季節ならでは、ユリカモメの姿も目立ちます。

味気ない武庫川橋をくぐると、阪神電鉄本線の鉄橋が。
ここは、橋が駅になっています。武庫川駅
子供の頃、川の上で電車を待つのは不思議な気分でした。

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Wikipediaを見ると、関連項目「同じく橋上にある駅」として、
北赤羽駅東大島駅、土佐北川駅の三つが載っています。
このような駅が日本にたった4つしかないのだとしたら、
かなり珍しい駅だということになるんでしょうか?
鉄道ファンじゃないから、この駅の価値はよく分かりませぬ。
それに、小さい川に跨る駅なら、他にもたくさんあるはずだ。

つづいて、阪神高速神戸線の橋と、南武橋をくぐります。
自転車専用道もなくなり、川のすぐ横を走ります。

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さらにすすむと、河原もなくなります。
もちろん道もない。

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一見、怖いような感じもしますが、どってことないです。
川を覗きこむと、底が見えてますから。
浅いのです。

ただ、津波など、急激な水位の変化があったらイチコロ。
百年に一度もないとは思うけど。

カイツブリがちょこちょこいたので写真を狙ったのですが、
神出鬼没なのですぐに諦めました。
落ち着きのない奴らです。
秋から冬にかけては、川の下流域でも見られるのだそうですね。

上の写真でうっすら見ている阪神高速湾岸線の橋をくぐると、
そこが終着点。

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海やっ!

本当なら、この右手の鳴尾浜まで行ってこそ「海」なのでしょうが、
武庫川沿いにこだわって、大抵はここで引き返しています。
特にこの日は、ジャパン・カップの出走時間に間に合うよう帰りたかったし。

宝塚の出発点から、ジャスト1時間のサイクリングでした。
僅かながらですが追い風参考なり。