美女よりもフィルムカメラにドキドキし

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◎川柳「美女よりも フィルムカメラに ドキドキし」



ひと月程前のことだけど、
とても上品な奥様方数人に「写真を」と頼まれた。

お安い御用なり。

カメラを受け取り、数歩下がって、そこで気が付いた。
フィルム・カメラなのである。

ひゃー。これを手にするのは、何年ぶりだろう。
5年? いや10年ぶりくらいかも知れぬ。

そして、非常にイヤな気分を思い出しつつ、シャッターを押した。

「上手に写ってなかったらどうしよう?」
という思いが、以前は毎回していたものです。
だから、写真を頼まれるのも苦手で、
なるべく撮ってもらいたそうな人とは目が合わぬようコソコソしてた。
現像・プリントをしたのを見て、
「下手なヤツに頼んじゃったな、チクショウ!」
などと思われるのは不愉快ですから。
悲観論者なんです。

今回のは、どうだったのだろう?
何せ、ファインダーを覗くのも久しぶりでしたから。


でもこれで最後かな、フィルムカメラを使うの。
サヨナラ!