おいこらと見知らぬ女性をなじった夜

◎短歌もどき「おいこらと 見知らぬ女性を なじった夜
                     腰痛オバケが 見え隠れする」



昨日のこと。

とある公衆トイレの大きい方でしゃがんでいると、
突然、電気が消えて真っ暗になった。
ビルの地下のお手洗いである。ほぼ完全なる闇だ。

紙を片手に、動けなくなった哀れな私。

便所の入り口辺りで、
ぼやくご年配らしき女性の声がして、
スイッチをパチパチいじる音もしている。

どうやら女性用の電気を点けようとして、
男性用のスイッチを切ってしまったようだ。

緊急事態である。

「すみませーん! 男用の電気を消さないで下さーい!!」

我が声は届いたのだろうか?
返事は何もなく、ぶつぶつ文句を言っている声。
真っ暗のまま。
また別のスイッチもいじった様で、我が頭上の換気扇も止まる。

「こっちの電気を点けて下さい!!!」

と、さらに大きな声を出してしばらくすると、点いた。

ふぅ助かったと、行為を再開した途端、また消えた。

「おいこらっ!!!」

ご年配の女性に対して使うべきでない表現と語気が、
思わず口からこぼれてしまい、後になってちと反省している訳です。

本日、私が買う地方競馬の馬券が全て外れたら、
これが原因かも・・・と、思ってしまうのが私の思考回路ですから。
姿は見えなかったけど、あれは馬券の女神だった可能性もあるしな。
弘法大師で、そんな逸話があるよ。

ちなみに、私は、ビル内のお店の人に救出してもらいました。
女性が呼んできたようです。
ああいう際に、110番や119番に掛けたら、どーなるんでしょ。