沖縄県の山について追加考察


昨日の記事への追加です。

沖縄県の山の写真に神を感じた私ですが、
何故だろうかと、もうちょっと考えてみました。

昔、黒船・蒸気船の時代の前、
航海に大きな危険が伴っていた頃、
沖縄の山々は船乗りにとって「神」そのものだったのではなかろうか。

長い航海の末だったり、
嵐が近付いていて早く帰港せねばならなかったりした際、
山が見えたら、どれほど安心したことか。
多くの命を救ってきた存在とすら言えるかもしれない。

そんな彼らのホッとした気持ちや、感謝が幾層にも沁み込んで、
山の性格が出来あがったんじゃないかなあ。

沖縄県に限らず、世界中の海岸近くの山は、
きっと似たような思いに染められているに違いない。

こういう比較には不快を覚える人もいるだろうけど、
多くの登山者が命を落としてきた内陸の高山とは
全く別の神聖さを感じるのは当然かもな、と思うのです。

先日は、我が前世は沖縄の空を飛んでいたカラスと書いたが、
むしろトビウオだったのかも知れぬと思い始めている本日です。