電動であるかの如く漕ぐは意地

◎川柳「電動で あるかの如く 漕ぐは意地」



先日、だらだら坂をよいしょと自電車で登っていると、
横をスイスイと追い越して行く若者があった。

「チクショウ、電動アシストの野郎め」

抜かされた瞬間はそう思ったのだけど、
よく見たら普通の自転車。
後ろ姿は全然ぶれず、
あたかも電動であるかの如く軽々と漕いで登っていく。

へええ、エライもんやな。
ワタシもあのようでありたいもんだ。
鍛えるべきやろか?