不謹慎ツアー?


自分が中学・高校生の頃に書かれた
時事ネタたっぷりのエッセーを読むのは楽しいものです。

私にとっては80年代。

先日読んだものには、
ジャイアンツの原の打順を熱く語っているのがありました。
隔世の感が面白く、
また自分のあいまいな記憶との整合性も楽しめます。

で、先月だったか、先々月だったかに読んだ別の本には
懐かしのグリコ・森永事件について多く書かれていました。

当時、TVニュースや新聞をよく読んでいたはずですが、
もう完全に忘れている事が多いもんですね。
子供だったから、理解できてなかった事もあったようです。

また、Wikipediaの記事も読んでみて思ったのですが、
当時より私自身の土地勘が働くので、
「へえ、キツネ目の男が目撃されたのは、あそこやったんか!」
との発見がありました。

話はそれますが、京都にはいろんな碑が建ってます。
坂本竜馬が殺された場所とか。
そこに観光客がやって来られる訳です。

どうでしょうねえ、
グリコ森永事件についても、
重要なポイントとなる場所に説明プレートでもあれば、
観光客がやってきたりしないでしょうや?
それぞれにスタンプを置いて、スタンプラリーってのも・・・

例えば東京の三億円事件の舞台ってのは、
今はどうなっているのでしょうか?
記念碑でも建っているとか、はとバスツアーが来るとか、
何らかの利用がなされていたら、
3億円以上の経済波及効果があるのではなかろうか。

被害者もおられるので不謹慎だけど、
私らの心の底にはそれを喜ぶ野次馬がいるのも確かだろう。
血生臭い事件は除き、
観光資源として利用できる日がいつか来るのでしょうや?

吉良邸跡は、公園になってますよね、確か。