もし僕がザックだったら今辞める

◎雑句「もし僕が ザックだったら 今辞める」



最近のニュースから、「引き際」を考えさせられます。

強権的独裁者で幸せな老後を送った人はどれだけいるの?
チュニジアも、エジプトも、
何故、歴史や隣国の例から学べないのだろう。

彼らは、皆、アホではない。
なってみなければ分からない世界があるとしか思えません。
権力の魔力と言うべきか。
彼ら自身も、運命の操り人形なのだと思えば、
あれほど哀れな連中もいないのでしょう。


話は全く違う次元に変わる。
比較ではなく、単なる並列だと思って頂きたい。

「今辞めたら、自分は日本で伝説になれる」との思いは無いのだろうか?

続けて行けば、必ず調子が落ちて、結果も出ない時期が来る。
それを味わうより、頂点で身を引いた方が・・・
私の様な心配性の小心者は、そう思ってしまうのです。

まあこんな卑怯な考えを持たないお人だからこそ、
選手たちの人心掌握が出来るのだと思いますけどね。


ちなみに、サッカーに疎い私ではあるが、
現時点ではまだザック氏を名監督とは評価しない。

チームには必ず好調・不調の波がある。
好調期にはきっちりと結果を出し、
不調期には粘り強く次の飛躍へ準備できる人こそが、名監督であろう。

中にはいるのである。
調子のよい時でも好結果がスルリと逃げ、
悪くなるとトコトン下降線となるインケツ人間が(←私もこの部類)。

さあザッケローニ氏は、
チーム状況が悪くなった時に何が出来る人なのか、
個人的にとても興味があるのです。