裏切りを愚痴る男の著書厚し

◎「裏切りを 愚痴る男の 著書厚し」
 

スポーツに絡む丁々発止の世界に関する本を読んだ。
面白くなかったので飛ばし読みしたのだが、
読むうちに駄川柳がいくつか出来た。
 
読書とは、不思議なものである。
夢中になるような内容だと、
逆にこちらの創造意欲は湧かない。
 
 
 
◎「裏切られ 男の顔が 試される」
 
 
表面的に笑いつつ、目の奥が怒っている。
「二度目はないぞ」って感じ。
そういう人間になりたいもの。
 
 
 
◎「騒ぐほど 大した恩は 売ってない」

 
でもまあ本格的に裏切られるには、資格が必要だ。
 
 
 
◎「同情が 心地よいから 八転び」
 

詐欺事件でも、不思議なくらい、
同じ人が、同じような騙され方をする。
他人の同情中毒ってのは、ある。